本日は11時から15時まで
おうちパーティーコーディネートのリサスさんでワイン講座をさせていただきました。
内容は、試飲をしながら、ワインの表現をいろいろ書いた紙に、自分の感じてしっくりきた表現に○をしていって、ワインのキャラクターを自分の言葉で表現できる講座。
これをする前に
ここからの文章の書いている紙をお渡しして、テイスティングをする目的を
決めるお話しをしました。
===ワインが難しいから、楽しいと思えるコツ===
ワインを日常に楽しむには
1・自分が飲みたいものに出会う
2・大切な人にプレゼントする時に選ぶ
この2つができればワインは楽しいと思っていただけるのではないでしょうか。
ワインは4つの要因から判断しています。
1・ブドウ 2・産地 3・造り手 4・出来た年
(1から優先順位が上がっていきます。1が一番大切なポイント。)
ワインを自分のものにする順番。
1・ブドウの種類を覚える
(ブドウによってキャラクターが違う事をしっかり把握)
2・造り手によるキャラクターの違いを意識する
(人がワインを造っているので、人による違いが必ずある)
3・産地を意識するときは
(暖かい場所と寒い場所をみる。暖かいとしっかり。寒いとドライ。)
4・年による違いとは
(天気と雨のバランス。日照時間が長く程よく雨が降れば良い年。雨が多く、日照時間が短いと厳しい年)
===意識してテイスティングする目的。===
普通に飲めば、「おいしい」「おいしくない」の判断ですが。
味覚の体験を言語化することで、自分の知識になって、要望を人に伝えることができる。
1からワインを探すのは難しい。
販売している人に自分の要望を適切に伝える質問をして販売者が選びやすくすることで、自分の求めているワインに出会うのが、自分に合ったワインに出会う最短ルート。
その店にあるワインは販売者が一番知っているので、その人のアドバイスを聞く。
大切なことは、販売者の言葉を鵜呑みにせず、自分と感性のあう販売員かどうかを意識する。
要望する言葉を上手く受け取ってくれて、その言葉にあったワインを渡せる人が自分と感性のあう人。
その為の第一歩はブドウを言葉で覚える。言葉は相手と繋がるツール。
飲んだすぐに言葉をみて自分にしっくりくる言葉を受け取る。
自分の言葉でまずは理解して、それから周りの方の表現も聞いて、その差を見てみる。様々な表現に触れることで、視野が広がる。
この内容にそったおはなしを最初にしてから
リストのワインを試飲していただきました。
シャルドネ
ソーヴィニョンブラン
カベルネソーヴィニョン
ピノノワール
この4つを最初に抑えると基本が抑えられますとお伝えして
一つ一つ試飲していただきました。
1回一通りのんで、もう一度飲んでいただきます。
これが印象がかわるのですが、最初は、人見知りといいますか、
初めてのワインが何かわからないので、無意識に緊張しているので
キャラクターを一部分しか拾えないと思います。
一巡して、このワインはだいたいこんな感じ、これは好き、これはちょっとってわかると
気持ちが楽になって、2杯目は、そのワインのもう少し奥の部分である、旨味や甘さなどを
捉えることができて、より奥行きがわかることをお伝えしました。
その後は好きなワインを楽しみながら、
リサスさんがご用意されたたくさんのお料理とワインを合わせて楽しんでいただきました
アットホームな雰囲気で、会が進み。
参加者のお顔を見ながら、お話しをしました。
質問にお答えしながら進めていく感じでした。
いろいろお話しをしましたが、覚えていることをメモしておきます。
==ワインが難しいから楽しいと思っていただけるコツ。==
ワインを選ぶときのワインの見方のコツ。
最初は、ブドウ品種、次に生産者、その後に、産地(産地も土をみるのではなく気候をみる)
最後に出来た年。この順番の理由。
テイスティングして感じたことに正解、不正解ってなくて、
自分の感じたことを信じてくださいねってお伝えしました。
味覚や香りで感じたワインのことを言語化する必要性。
全部自分で選ぶのではなく、求めていることを明確にして、販売者に求めていることを
お伝えするためにワインを言語化する。
フルボディー・ミディアムってなんですか。
などなど
きっともっとお話しをしたと思うけど。思い出せる範囲で書きました。
参加者の方にお聞きすると
ワインって難しいと思っていたけど、楽しいって思えた。
質問に答えてくれるのがよかった。
ワイン単体で飲む印象と、食べながら飲むのはこれほど印象が違うのが面白い。
ワインを楽しんでいただけたようでうれしかったです。
また2月にも開催予定です。
詳細が決まりましたら書きます。