ワインが好きな方が笑顔になるワイン選びのコツ 5


ワイン選びのコツで、まずは赤ワイン用のブドウ3種と白ワイン用のブドウを3種の特徴を抑えるといいよ思いますと書きましたが

前回は白ワインのブドウでシャルドネを書きましたが、今回はソーヴィニョン・ブランについて書きます。

ソーヴィニョンブランはシャルドネに次ぐ生産量が多いブドウです。

グレープフルーツや青草やハーブの香りが特徴で、爽やかでフレッシュさがある辛口です。

冷涼地はすっきりしていますが、温暖な場所では南国フルーツの香りが出てきます。

シャルドネはレモンやリンゴなどの柑橘系の香りですが、ソーヴィニョンブランは、グレープフルーツや青草の香りと

辛口の感じは一緒ですが、香りで個性の違いを感じます。

マキコレワインのソーヴィニョンブランは、バランスが良いしっかりとした果実味の奥に、

ソーヴィニョンブランらしい香りが優しく上がってきます。

飲んでいて香りをしつこいと感じず、バランスがよくとても飲み易いです。

マキコレワインのソーヴィニョンブランは種類がたくさんありますが、おすすめをいくつかご紹介します。

左は、オーペロン ソーヴィニョン・ブラン

ロワール地方のトゥーレーヌ地区はソーヴィニョンブランが多くつくられていて、その地域のマキコレワインのひとつ。

果実味と香りのバランスが素晴らしく、ソーヴィニョンブランの教科書的なワイン。コストパフォーマンス優れていて当店でも人気のワインのひとつ。

その隣のシンプルなベージュのラベルは、

南フランスのカブリアックのソーヴィニョンブラン。

暖かい場所のワインなので、南国フルーツのフルーティーな香りが特徴。暖かい場所のワインはボテっとしたワインが多いですが、カブリアックは、しっかりした中に綺麗な酸味も残してあり、飲み心地が良くて好感が持てます。

次のラベルにカッコイイ紋章があるのが、

ソーヴィニョンブランの最高峰の場所のサンセール地区の

ペリエールのシレックス。シレックスは火打ち石という意味で、ワインの香りにほのかにスモーキーさが出ているのが特徴。場所の個性なのか、飲み口から後味まで、スケール感があり余韻もしっかり長く深みがあります。

一番右が、サンセールのスーパースターと言われている、

ヴァンサン・ピナールのワイン。この人のワインは、7種類あり、樹齢が低いものから高いものまであったり、畑の区間ごとに、造り変えてそれぞれの個性を引き出すワインを作ったり、最高峰のソーヴィニョンブランを楽しみたい人におすすめのワイン。

一口飲めばブルゴーニュを思わせるエレガントで繊細で力つよい素晴らしいワインです。


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