珍しいワインとは その2


珍しいワインとは 

珍しいワインというのは、あやふやでワインをはじめて知る人にとっては、出会うもの全てが、新鮮で珍しいものになります。

僕が書く珍しいワインは、

ワインの仕事をしていく中で、

これは珍しいなって思ったものを書いてみます。

書いて発信することで、読んでいただいた方との会話のきっかけになれば嬉しいです。

写真のワインは、

珍しい産地のピノ・ノワール

ピノ・ノワールは、フランスのブルゴーニュ地方で主に栽培されている品種で、

渋みが少なくて、酸味が心地よく、チェリーやラズベリーの香りで

軽やかで繊細なワインです。

ブルゴーニュのワインと言えば、書きたいことがでてきた~

ワインを知ったきっかけは、ブルゴーニュ地方のワインがきっかけで

ワインを知る前は日本酒がすごく好きで、それも無濾過の生酒を好んで飲んでいましたが

ワインをハマるきっかけがしっかりめのワインではなく、繊細で軽やかなピノ・ノワールと

言うのは不思議だなと思います。

僕は最初に、素晴らしいブルゴーニュのワインに出会えたことがとても恵まれているなと今になって思います。

人生を変えたワインとの出会いですね。

先週号のモーニングで連載されている、神の雫の中に出来てきたジャッキー・トルショー。

このワインを16年前に飲んで、「うわ~ぶどうの味がする」って感動して、この世界に入ったので、

神の雫を読んで鳥肌が立ちましたね。

話が逸れましたが、

ピノ・ノワールは個人的にとても好きなぶどうなので熱くなりました。

写真の左側は

ルネフライト ピノ・ノワール

これはフランスのアルザス地方のピノ・ノワール

飲んだ印象は、華やかなお花の香りがして、優しい甘みと透き通る

透明感を楽しめます。薄くて旨味があって、味わいに安定感のある

芯のしっかりとしたワインですね。

真ん中が

カブリアック ピノ・ノワール

南フランスのラングドック地方のピノ・ノワール

暖かい場所で出来ているので、ジューシーでコクがあり

酸味が穏やかですね。このワインは暖かい場所で生まれたワインですが、

しっかりとした味の奥に心地よい酸味もあります。

リーズナブルでいいワインだなといつも思う素晴らしいワインですね。

右側のワインは、

オーペロン ピノ・ノワール

冷涼地のロワール地方で生まれたワイン。

味わいに優しい線の細さが可愛らしいですね。

これは実は樹齢が50年を超えていて、

丁寧な畑仕事をしている生産者のワインなので

根っこが地層深くいくので、軽やかさの奥に複雑味があって、この価格でいいの?と

驚くクオリティーの高さのワインですね。

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