カーヴ田中屋のワイン講座の補足の説明 その3


ワインを自分のものにする順番の続き

前回はこちらから。

最初のページはこちらから。

3・産地を意識するとありますが、

産地を、細かく言うと、

「国」「村」「畑」とわかれます。

国でいうと、アメリカ、チリ、オーストラリア、日本、フランス、イタリアと他にもありますが、

主要なワイン生産国です。

国でワインの印象があるのかということですが、

アメリカ、チリ、オーストラリア、これらはニューワールドと呼ばれていて、

フランス、イタリアが旧世界といういい方で、歴史が古い場所と、ニューワールドは

歴史が浅いという意味で付けられています。

ざっくりとした特徴は、ニューワールドは暖かい場所のワインが多いので、

ブドウが熟しやすいのか、しっかりとした香りと味のものになる。

逆に寒い場所で造られたワインは、味の線が細くてクリア感があるワインが多い。

国でいうとドイツが寒い場所。

「村」と「畑」は、主にはフランスワインにあり、場所によって細かく、

格付けが決められています。格付けによる違いを知るのは、プロでもかなりの勉強を

しないといけないので、ワインに興味をもったときに入り込む世界です。

簡単な情報から場所でワインを判断するコツは、

そのワインが、暖かい場所か寒い場所で判断すると

ワイン選びの幅が広がります。

暖かい場所のワインは、しっかりしていて。

寒い場所は優しい味わいと判断ができます。

これは目安で、良い生産者は、暖かい場所で、しっかりした味の中に

心地よい酸味が入っているワインを造っていたり、

寒い場所でも、収穫量を抑えて造ることで、クリアさの奥にふくよかな果実味が入っている

ワインがあります。マキコレワインで言うと、アルザスのルネフライトの

ワインがそうかなと思います。

続きは明日書きます。

コメントを残す