シャブリの向こう側に連れて行ってくれる貴重なワイン


シャブリという言葉は場所の名前。
ブドウはシャルドネ種で、フランスのブルゴーニュ地方のシャブリ地区で造られたワインです。
シャブリ地区の中には格付けがあって、スタンダードなクラスから、1級クラスとさらに特級クラスがあります。
本日のマキコレワインはマキコレワインのミレーという造り手の特級クラスのシャブリをご紹介します。

ワイン名/シャブリ グランクリュー プリューズ 
品種/シャルドネ 
産地/フランス ブルゴーニュ地方 シャブリ地区 
造り手/ミレー

ミレーのシャブリの特級のワインは2つありヴォーデジールという畑と今日のワインのプリューズがあり、ヴォーデジールは簡単に言えば男性的でガシッとした骨格があり力強い感じ。プリューズは、ほんと柔らかくて優しくて、バランスが良く、若い年のワインからも比較的ひらいた状態で楽しめます。

特級クラスになると、果実味が強くてかつ、伸びやかな酸味と繊細さが一体にある。言えば強くて繊細という対局にある要素が一つになった感覚をワインから感じます。
香りはレモンをシンプルに感じるが、口のふくむと香りと味のギャップに驚きます。アタックは柔らかく丸みがあり、蜜や焼いたパンを思わせるほど甘味は豊かでしなやかな酸味と柔らかいミネラル感があり、余韻はゆっくり長く、ヒューマン系の長編映画を観た後の様な穏やかな感動があります。余韻がずっと続き、とにかく長いです。

良い場所を良い生産者が丁寧に造ると、飲んで感動があります。ここぞという日に大切な方とのワインの1本におすすめです。

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