スパークリングワインには、シャンパンやヴァンムスーやクレマンとかいろいろあるけど、ブドウそのものがよければどれも美味しいです。スパークリングワインとシャンパンの違いって言われても普段ワインに触れてなければ、あんまりわからないですね。
シャンパンはシャンパーニュ地方で造られたものに言われます。それ以外の地域のものは、ざっくりとスパークリングワインと呼ばれています。
スパークリングワインの中でも、フランスではヴァンムスーとクレマンとわかれていて
これは格付けの違いと瓶の中の気圧の違いで、ヴァンムスーの方が気圧が高くてクレマンの方が低い。気圧の高いと低いで、口に入れた体感の違いがあります。気圧が低いと口当たりが柔らかい感じで、気圧が高いと泡立ちとワインの味がストレートに押し寄せてくる感じがします。これも微妙な違いなので、飲み比べても意識しないとわからないような繊細なところです。
口当たりが柔らかい方がいいような感じですが、これも柔らかい方を知らないとガツンとくる泡立ちの感じが、強いのか弱いのかがわからないですが、お互いを比較することでそのものが強い泡か弱い泡かがわかります。
産地／フランス ロワール
品種／シュナンブラン、シャルドネ
造り手／オーペロン
こちらはヴァンムスーのスパークリングワイン。シュナンブランはお花やりんごの香りで、シャルドネのブドウからくる柑橘のキレがあります。また、熟したリンゴの香りに旨味がありドライさもあります。泡立ちが元気ですがしばらくすると落ち着いた果実味と酸味と旨味が調和します。自然に造られたものだと飲んで伝わるナチュラルでピュアな優しいブドウの味わいでほっこりします。
