ワインのペアリング


ワインのペアリングは、捉え方によっては様々な組合せができます。そこが面白いところでもあり、奥が深いところでもあります。

ワインの仕事に携わって約18年。最初はワインの名前どころか葡萄すら全く知らない状態。ただ美味しいと感じた、その感覚だけでマキコレワインの魅力にハマり、それを多くの人に知ってもらいたい一心でした。

ワインの仕事を始めて1年目くらい。お料理のことは全く分からないド素人でした。はじめは飲食店さんでのワイン会をこちらからお願いして、ペアリングの勉強をさせてもらいました。当時は輸入元の金井社長にお料理のメニューを送って教えてもらいながらのペアリング。その後、自分でもやってみたりしながらの試行錯誤でした。その経験もあってか、今ではメニューをみてそのお料理に合うワインが浮かぶようにもなり、有難くも飲食店さんからお声をかけていただけるようにもなりました。

少し前にペアリングについて、ワインの仕事をする仲間の1人と話していた時のこと、お寿司に合うワインについての話が印象的だったので、シェアさせていただきます。

その時はお寿司に合うワインについての話しになりました。僕はネタに合わせて考えるのですが、その人はシャリに合わせるとのこと。

それについて、後日和食の料理人さん達とも話したのですが、多くの人はやはりネタに合わせると言っていましたが、シャリはお店によって風味や量も違うから、それはそれで面白いかもという話になりました。そのお店の特徴やネタによってもペアリングは変わると思うので、そこが面白いと思います。

ペアリングを考えるなら、まずはブドウの品種のキャラクター(特徴)を知ること。もし自分の料理に合わせるなら、お料理の特徴(メインの味)を把握すること。この2点を抑えた上で、ペアリングを考えるのがいいのかなと思います。

ワインについては本などで情報を得ることも大切ですが、実際に飲んで自分の感覚をメモなどして、それを意識することから始めてみる。そこから自分のペアリングがはじまると思います。興味がある方は1度試しに実践してみてください♪

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