土壌の特徴をはっきり表現することを再確認できたワイン


このワインを飲んで、透き通る湖の辺りに立っている自分と、そこから見えるリアルな景色が見える。
そこは風一つ吹いていなくて向こうの山が綺麗に映り込む。空気が透き通っていて、よりクリアに見えるる。
一口飲んで、景色が見えることってあまりないがこのワインからはふと湖が見えました。

造り手/ボーマン
ワイン名/サントーヴァン 1級 ダンデシャン
産地/フランス ブルゴーニュ
品種/シャルドネ

このワインはサントーヴァンという村で、ダンデシャンと言う畑で出来たワイン。
昔、マキコレワインであったラリューが同じワインをリリースしていました。ラリューの取扱いがなくなり、その後ずっと先にボーマンが同じワインをリリースしました。

ダンデシャンという畑のワインをラリューのワインの時の記憶をたどると、お互いのワインに共通するアタックが凛としていて、樽の風味が立ち上がり、細長くも力強いミラネル感があるブルゴーニュの一級クラスらしい複雑味と立体的な厚みを感じました。

土壌のキャラクターを生産者の丁寧な畑仕事や収量を落とすことでしっかり現れるんだと、改めて感動したワインです。

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