グルナッシュ!


2年ほどまえに、大阪のとあるお店でマキコレワインを飲んでいるときに、お隣に座ってた方で、僕が酔っ払いながらもマキコレワインの説明をしていて、マキコレワインに興味を持ってわざわざきていただきました。

できればリーズナブルなグルナッシュのワインを欲しいということで、グルナッシュが入ってるワインを6本セレクトして説明させていただきました。

本日ご紹介するワインの生産者は、
写真以外にもいろいろなワインがあり、同じ種類のブドウを使いながら、畑の中でブドウの出来の違いで使い分けたり、ワインのコンセプトによってブドウのブレンドを変えています。

価格が安いものから高いものまであり、
価格の理由を簡単に説明させていただきました。

価格が高くなるものは、より味わいは力強くて、細やかな味わいになり繊細になります。
熟成させることで、奥行きのある味わいになり、より深みが増します。

リーズナブルなものは、輪郭がはっきりとしたわかりやすい味わいです。
気軽にカジュアルに楽しみたい時にテーブルを華やかにしてくれます。

同じ生産者でいろいろなワインがあるのを知ると、ワインを飲むシーンによって、選べるようになるので機会があればいろいろお試しくださいと説明しました。

それぞれのワインについて書きます。

赤/コルビエール・ルージュ(一番右)
産地/フランス ラングドック地方
品種/シラー・グルナッシュ・カリニャン
造り手/カブリアック

様々なブドウがブレンドすることで複雑味があります。マイルドで丸みがある果実味。スパイシーでコクがあってエレガントさがある。まだまだフレッシュで若さが売りのワイン。抜栓早めに楽しみたいワインです。

赤/グルナッシュ 酸化防止剤ゼロ(右から2番目)
産地/フランス ラングドック地方
品種/グルナッシュ
造り手/カブリアック

2021 年のぶどうの出来が良かったので、酸化防止剤無添加にチャレンジ。ナチュラルでピュアなワインが生まれました。カカオやスパイスの香り。柔らかい口当たりで果実味がありますが、エレガントさがあります。フレッシュでピュアなブドウそのままの味わいを楽しめるワインです。

赤/コート・ド・ルーション テッラデオル(左から2番目)
産地/フランス ラングドック地方
品種/シラー・グルナッシュ
造り手/ルオー

シラー70%、グルナッシュ30%の良いテロワールからできる赤。シラーの柔らかいフルーティーさと綺麗な透明感がマッチしている。グルナッシュのコクが優しいアクセントになっていてスパイシーさが心地よい。2018年は今ちょうど飲み頃でバランスが良くて滑らかさがあります。

赤/コート・デュ・ローヌ・ルージュ(右から3番目)
産地/フランス ローヌ地方
品種/グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル
造り手/アフィラント

渋みがやさしくてエレガントさがあり、心地よい喉越しが嬉しいワイン。どこかブルゴーニュを思わせるローヌワインです。

赤/コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ キュベ・デ・ガレ(右から4番目) 
産地/フランス ローヌ地方
品種/グルナッシュ・シラー・ムールヴェードル
造り手/アフィラント

畑の中で出来のよりよいブドウを集めて造られたワイン。心地よいパウダーみたいな渋味と豊富な果実味。スパイシーさのある心地よい香りを楽しめるエレガント繊細なワイン。

赤/カディエール・ルージュ(一番左)
産地/フランス ラングドック地方
品種/グルナッシュ・シラー
造り手/ラプローズ

ラングドック地方の多くのワインは濃さを表現するのに樽を積極的に使い樽で濃さをだしているのが多い。
これは収量を徹底しておとして、果実の凝縮感で濃さを出しています。このワインは、すっきりとしたクリアな果実味にスパイシーで華やかな香りを楽しめます。

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