シャルドネ色々


お客様からのご要望で、シャルドネのみをいろいろ飲み比べてみたいので、見繕って送ってくださいという依頼をいただきました。

セレクトしてみて、そう言えばこうして飲み比べてみることもなかったなと思い、面白いセットだなと思いました。

説明を添えてお送りしました。

(同じワイナリーで、普通のワインかスパークリングかの違い)

一番右

泡/マリオ・トレッリ 
ピエモンテ・ブリュット
産地/イタリア ピエモンテ州 
品種/シャルドネ 地元の品種のブレンド

暖かい場所でできたワインなので、色が濃く厚みがありますが、味わいはやさしい感じ丸みがあって口当たりにがやさしいのでクリーミーな印象。洋食等に合わせたいスパークリングワイン

右から3番目

白/マリオ・トレッリ 
ピエモンテ・シャルドネ 
産地/イタリア ピエモンテ州 
品種/シャルドネ

イタリアらしい陽気さも感じる。暖かい場所で作られているので、ジューシーさを感じる厚みがあります。シャルドネらしいレモンの風味の奥に南国フルーツのニュアンスもあります。フランスのシャルドネに比べてややしっかりとした印象。

(同じワイナリーで、ステンレスタンクか樽熟成かの違い)

左から2番目

白/オーペロン シャルドネ
産地/フランス ロワール地方
品種/シャルドネ

すっきりしていてレモンを思わせる香りと味わいを楽しめる辛口。洋食・和食どちらとも相性がよく料理にあわせやすい。

左から3番目

白/オーペロン シャルドネ・フェ・デ・シエーヌ
産地/フランス ロワール地方 
品種/シャルドネ

樽を効かせた辛口ワイン。ナッツ・バター・トーストの香り。コクがあって丸みのあるちょっとしっかり感がある。濃い目ですが綺麗な味。

(暖かい場所でシャルドネを造ると酸味が穏やかでふくよかな味わいになります。)

右から2番目

白/モンジュ・グラノン シャルドネ
産地/フランス ローヌ地方 
品種/シャルドネ

南フランスのローヌ地方のシャルドネ。暖かい場所のワインで、樽で熟成していないのですが、バニラやナッツの気品のある香り。ふくよかでフルーティーで、キレがあります。

(シャルドネはブルゴーニュ地方で植えると気品溢れる味わいになります。)

一番左

白/ミレー ブルゴーニュ シャルドネ 
産地/フランス ブルゴーニュ地方 
品種/シャルドネ

やさしくバランスのとれたワイン。有機農法で丁寧に造っている本物のシャブリを造る人のブルゴーニュで造られたシャルドネが登場。シャブリに比べてミネラル感がおとなしくブルゴーニュらしい気品を感じます。

シャルドネと言っても、地域や熟成方法によりワインのキャラクターが違います。
このように楽しめるのもワインならではだと思います。

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