マキコレワインを本気で深める会 シャルドネ編


先日、菜食料理エッフェさんで
マキコレワインを本気で深める会を開催しました。


きっかけは、マダムの久美さんが、もっとマキコレワインを勉強したいので、企画して欲しいとお声をいただいて、僕も一から勉強しなおしたいので、金井麻紀子さんのご協力で

というか、全部麻紀子さんから全部、聞いたことをまとめて喋っています。



はじめて聞くことばかりで、僕が一番勉強させていただいています。

この会をするようになってから、よりマキコレワインの素晴らしさを確認できて、大好きになりました。

書いている文章は、金井 麻紀子さんからいただいたものです。

この文集を読んでからお電話で教えていただいて感じたことと感想です。




6つの情報のワインをみて、共通点があったのは、シャルドネができる土壌は粘土質石灰土壌だということ。


同じ土壌でも、風土の違いでキャラクターが変わることが飲み比べてとてもわかった。

それは生産者が畑仕事を丁寧にして収穫量を抑えることで、土のミネラルを吸い込んだ完熟したぶどうのみをワインにしているから、それぞれの個性を楽しめる。

  • 石灰質の強さの順番があって、
  • 1、ポミエ、2、ビヤー、3、マリオトレリ、4、ジャンマルクモネ、5、オーペロン、6、モンジュ・グラノン

1番のポミエのワインが一番ミネラル感があって、そこを基準に飲むと、ワインのミネラル感が、腑に落ちてわかるのが面白い。



金井麻紀子さんから、教えてもらったワインの見方のコツで

同じぶどうのシャルドネを飲むときは、そのワインの果実の味を考えながら飲んで、覚えると頭に入り易いよって教えてもらいました、

例えば、りんご、洋梨、白いお花、樽熟ならはちみつ、ナッツなどをワインから探してみる。




今回6つのワインをのみくらべて新たな発見があったのは、

テロワールを詳しく知った上で、飲むと今までとは違う見方でワインを見ることができて世界が広がったことがとても楽しく勉強になりました。

オーペロンのワインは、粘土質が強い畑。粘土質が強いと水を吸い込み易いので、土が冷える。畑を耕すことで、土の微生物が活性化して、土が温まり、養分がたくさんぶどうに集まる。

畑仕事をしっかりすることで、みずみずしさが生まれる。このワインは、畑仕事の努力の賜物

ジャンマルクモネ サンヴェランは南向きの畑で日当たりがとても良く、サンヴェランの中でも最上級の畑みたいで、とても素晴らしい畑と環境で、ポテンシャルが高く、長期熟成するワインということを知ると、お勧めしたくなりました。



マリオトレリ ピエモンテ・シャルドネは、インパクトがあって個性的だなと思っていたが、それは歴史の古い場所からと、標高が高く暖かい場所で、寒暖の差が生まれて、ゆっくり完熟するので、濃さの中に優しい酸味が表現されるということを知れたのは面白いなと思った。なので、あけて、しばらくすると、ブルゴーニュの雰囲気がチラッと見えて、ミネラルの豊富な場所っぽいぞ〜って、イメージできて、面白い発見ができて嬉しかった。

ポミエのワインは、前から素晴らしいワインだとは知っていましたが、シャブリの場所の個性を楽しめるのは、丁寧な畑仕事のおかげで、本物のシャブリを体験できるのはありがたいなってしみじみ思った。


モンジュ・グラノンは、南フランスでは、ボテッとした雰囲気になりがちですが、環境が良い場所と、生産者のしっかりとした仕事で凝縮感が生まれて、綺麗な酸味があるのは素晴らしいなって確認できました。




ビヤーのワインはシャルドネのお手本を思わせる丁寧さを感じました。大樽で熟成することで、柔らかい味わいも心地よかった。

マキコレワインのシャルドネ達
エッフェさんのお料理。

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