その2からは、2ページめの補足の説明をします。
これは2回に分けて書きます。
ワインを自分のものにする順番とありますが、
別の言い方にすると、ワインを見るときの優先順位とも言えます。
1の説明。
ワインを選ぶときにプロの人は、ぶどう品種、造り手、産地、出来た年を、総合的に考えてワインを選んでいます。
見るときに、優先順位があり、一番大事で抑えるところは、ぶどう品種の特徴を把握すること。
ワインはぶどうで出来ているので、ぶどうの名前を聞いたときにどんな味や香りかを把握できるとよい。
ブドウの種類を覚えるというのは、ワインはブドウで出来ているので、ブドウによって味や香りが違うことを飲んで把握することがワインを学ぶ上で第一歩です。
たくさんの種類があるのですが、ブドウの特徴を覚える最初は、スーパーや量販店などで並んでいるワインのブドウ品種を覚えるのがよい。
それは、多くの方が見にしたりしているブドウ品種というのは、馴染みがあり、普段からワインを飲んでいる人に、説明をしなくても、味のイメージをしてくれて、売りやすいものを置く傾向にあるので、メジャーなブドウ品種が並べて、置く方が売りやすいからです。
メジャーな品種とは、
赤ワインは
「カベルネ・ソーヴィニョン」
「ピノ・ノワール」
「メルロー」
「シラー」
「ガメイ」
「サンジョベーゼ」
白ワインは
「シャルドネ」
「ソーヴィニョン・ブラン」
「リースリング」
「ヴィオニエ」
「シュナンブラン」
「ゲヴェルツ・トラミネール」
国産の品種などありますが、ここではマキコレワインの中での主要な品種をご紹介します。
ワインに触れると最初の壁は、カタカナの言葉が多い。
その名前が、ブドウか、造り手か、産地かが最初はわからなくて戸惑います。
なので、ブドウの名前だけでも覚えておくと、
後の言葉は、造り手かな?産地かな?っと思えるのが
ストレスがかなり軽減されるので、最初にブドウの名前を覚えるのは
オススメです。
2の説明。
(人がワインを造っているので、人による違いが必ずある)
消費者の方は、ボトルを見て、生産者の人柄は分からないけど、造り手のことをざっくりと大きく見比べるコツがあります。
それは、そのワイナリーが大きいか小さいかでみる。
簡単にいうと、大きなワイナリーのワインは、どこでも気軽に買えるところにある。
大手で買えるということは、生産量が多いので、生産量が増えるということは、多くのブドウを収穫しないといけなくて、
良いワインを作る為には、完熟した健康なブドウを使うことが絶対の条件で、完熟した健康なブドウは収穫量を抑えないとできない。
多く取りすぎているところは、完熟していないもの、傷ついているものが入っている可能性があり、そのまま醸造すると色がでなかったり、濁ったりするので、それをワインらしく飲めるように、フラットに戻す為に薬を使わざる得ない。
小さいワイナリーは生産量が少ないので、大手のところでは扱えないので、専門店で販売されていることが多い。マキコレワインは小さなワイナリーのワイン。
味わいでいうと、大きなワイナリーは消費者が想定しやすい。みんなが知っているような、わかりやすい味のものが多い。
小さなワイナリーは、その土地の個性やぶどうの個性を表現しているものが多いので、一本一本が一期一会の出会いのような面白さがあります。造り手のよってキャラクターが大きく変わるので飲んでみないとわからないのが面白い。
長くなりましたので、
続きは次回に。