14日、15日、16日はカーヴ田中屋のお店が空きで、マキコレワインをグラスワインで販売させていただきました。
竹屋町神座さんの鯖寿司、ほんまもん市さんのかき氷と卵アイス、カラスマオイケウイさんのパイのお料理とスープとクッキーを販売していただきました。
暑くて人混みの多い中、カーヴ田中屋の軒先に寄っていただいて、少しでも楽しんでいただき、ありがとうございました。
お話をお伺いしながら、その場でワインを考えて開けたりしました。そんな中で印象に残っているハイライト的な3本をご紹介します。


いつもはスパークリングワインをメインで販売しているのですが、今年はカーエルトのヴェネトのフリザンテを用意しました。スパークリングに比べると柔らかい泡立ちで軽やかですが、ガルガネーガらしいほのかにアーモンドとミネラルの風味と優しい果実味です。
氷水につけてキンキンに冷やすと、すごい清涼感と爽やかさが際立って、暑い時期には結構喉を美味しく潤すんじゃないかなとお出ししました。
とても評判が良く、試飲していただいた後にもボトルで買い上げをいただき、たくさんの方に飲んでいただいたワインの一つです。

薄紫の可愛いラベルのアルザスのワインは、ヴァンサンフライトのピノグリノサジェス14年をお出ししました。このワインは、昨年のお祭りのときに、お好みのお話をお聞きした時に。アルザスのワインが好きなお客様が来られてお話をしながら、リニックアルザスをお出しして、とっても美味しいって感動されたお顔を覚えていました。
その方がまた来ていただきまして、お顔見た瞬間に、あっ昨年リニックアルザスを飲んでいただいた方ですねって言うと、とても喜ばれて、わぁ、覚えててくれたんだ。
また明日顔出すねって言っていただいた時に、こっそりとこのワインを冷やしておいて、お出ししました。
その方はご家族はフランス人の方なので、フランスに行った時にこのヴァンサンフライトのワインを買われて楽しまれていたみたいです。なんですが、現地で探してもリニックアルザスはなかったみたいです。で、このサジェスも現地で見たみたいで、飲んでみたいなと思っていたみたいです。
ピノグリの中でもドライですが、熟成からくるメロンや蜜の味が奥からしっかり出ていて、深みを感じます。ピノグリってパワフルで全面的にフルーティーさが出てるなと思いますが、これはおしとやかで品のある果実味を楽しめます。

最後にフィルムブランシュのカシーブランエクセレンス。毎年、当店に来てくださるフレンチの料理人の方がおられます。その方はカシーのワインが大好きで、毎年カシーのワインを飲んでいただいています。
今年はこういったワインもありますよということで、カシーブランエクセレンスをお出ししました。僕自身も久しぶりに試飲するので、どんな雰囲気かなと一口飲んでみると、のけぞるぐらい美味しい。
すごいミネラル感と蜜っぽい果実味、ユニブランの華やかさとクレレットの旨味というか、なんかどこかブルゴーニュの樽熟成を思わせるような、カシーってこんなに美味しかったっけ?って思えるような驚きがありました。
ちょっとしっかりめでみずみずしいワインを、お求めの方にもう激推ししたいぐらい美味しさでした。
マキコレワインって、久しぶりにどんな味やったっけって飲んでみると、自分の想像をはるかに超えるような感動を与えてくれるワインがあります。そういったワインと出会えると、本当に心が嬉しくてワクワクして、あ、このワインもっとおすすめしたいって思ってしまいます。
まだまだたくさんのワインをお出ししたのですが、印象に残っている3本をご紹介しました。
ご紹介したワイン
生産者/カ・エルト 白微発泡/フリザンテ カルガネーガ産地/イタリア ヴェネト州 品種/ガルガネーガ
淡い麦わら色に、きめ細やかな泡がゆっくりと立ちのぼる。静かで控えめながらも、グラスの中から生き生きとしたブドウの生命力が伝わってくる。香りは、林檎や洋梨の透き通るような果実に、白桃のふくよかさが重なり、白い花の華やかさと、レモンピールの軽やかさが心地よく広がる。口に含むと、やさしい泡がふんわりと広がり、古木から生まれた果実の旨みがじんわりと染み入る。
酸とミネラルがきれいに溶け合い、最後にふっと顔を出すビターアーモンドの余韻が、味わい全体に奥行きを与える。控えめだけど、芯がある。花束のようにそっと心に残る、そんな微発泡ワイン。
生産者/ヴァンサン・フライト 白/ピノグリ・レ・サジェス
産地/フランス アルザス地方 品種/ピノグリ
「Sagesse=知恵」という名を持つ、10年間静かにタンクで熟成されたピノ・グリ。完熟したメロンや蜂蜜のような香りに、青リンゴを思わせるフルーティーな余韻。丸みのある果実味が穏やかに広がり、熟成によって酸は角が取れ、やさしく包み込むよう。豊かで厚みのある味わいながら、甘さが前に出すぎず、柔らかな酸が全体を支える。時間の経過がもたらす深い調和と静けさを感じるワインです。「熟成ピノ・グリ」というだけで珍しいですが、このワインはタンク熟成の静けさが生きています。派手さはなく、口の中でじんわりと広がる穏やかな旨み。夜の食卓で、少し温度が上がっていく過程を楽しんでほしい一本です。
生産者/フィルム・ブランシェ 白/カシー・ブラン エクセンス
産地/フランス プロヴァンス 品種/ユニブラン・クレレット
グラスに注ぐと、やや濃いめのイエローゴールド。香りはアカシアの花や白桃に、バニラやトーストのニュアンスが重なり、蜂蜜やナッツのようなふくらみも感じられます。口当たりは丸みがあり、熟した果実の厚みと樽由来のコクがバランス良く広がります。余韻には柑橘のフレッシュさと、海を思わせる塩気が残り、豊かさの中にミネラル感が心地よく伸びていきます。印象:南仏らしい太陽の力強さと、洗練された樽の要素が調和した奥行きある白。
