カーヴ田中屋おすすめワインセット / 飲み頃ワインセット6本のご紹介(2026年7月〜8月)

2か月に一度、その季節に「今、お客様に飲んでいただきたい」と思うワインを選び、ワインセットをご用意しています。

「いつも同じワインを選んでしまう。」
「田中屋に選んでもらうなら、新しいワインも飲んでみたい。」
そんなお客様に、毎回楽しみにしていただいているセットです。

このセットを作るときは、まずテーマを考えます。
「今年の夏は、こんな食卓を楽しんでほしい。」
「暑い日に気持ちよく飲める一本はどれだろう。」
「この季節だからこそ味わってほしいワインは何だろう。」
そんなことを考えながら、一本ずつワインを並べていきます。

最後に残るのは、僕自身が
「この組み合わせ、今の季節に本当にいいな。」
と思えたワインだけです。

この”しっくりくる”という感覚は、ワイン同士の相性だけではありません。
セットを飲み終えた頃に、
「この季節を楽しめたな。」
そう感じていただけるかどうか。
それが、僕にとって一番大切な基準です。

ありがたいことに、一度このセットをご利用いただいたお客様が、続けて楽しみにしてくださることが多くあります。
「今回は少し軽やかな雰囲気だね。」
「前回とはまた違う組み合わせで面白い。」
そんなふうに、季節ごとの変化も楽しんでいただいています。

一年を通して続けていただくことで、自然といろいろなマキコレワインと出会い、その世界が少しずつ広がっていく。
そんなセットになれば嬉しいと思っています。

また、セットだからこそ、普段なら手に取らないような一本を入れられることもあります。
いつもは3,000円前後のワインを選ばれる方にも、
「こんな表情のワインもあるんだ。」
と、新しい発見をしていただける。
それも、このセットの楽しみの一つです。

価格や詳しい内容は、ご来店いただいた方やLINEでご案内しています。
このブログでは、それぞれのセットをどんな思いで選んだのか、その背景をご紹介していきます。
ワインだけではなく、その季節の食卓や時間まで、一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。

7月1日から8月31日までのセットで4つのセットをご用意しています。一つ一つ紹介していきます。

飲み頃ワインセット(6本)

2か月に一度ご用意している「飲み頃ワインセット」。
毎回、最初に考えるのは、「今、この季節にどんな食卓を楽しんでいただきたいか」です。

暑い日が続く夏は、自然と白ワインやスパークリングワインに手が伸びます。でも、夏だからといって白だけでは少し物足りない。夕暮れに少し冷やした赤ワインを飲みたくなる日もあります。
そんな夏の食卓を思い浮かべながら、今回は泡2本、白2本、赤2本で組み合わせました。

このセットを作るきっかけになったのは、サルディーニャ島のヴェルメンティーノでした。
海の近くで育つブドウらしい、柑橘を思わせる爽やかさと、やさしく広がる果実味。魚介料理はもちろん、温野菜や鶏肉、豚肉など、夏の家庭料理に自然と寄り添ってくれる一本です。
「今年の夏は、このワインをぜひ飲んでいただきたい。」
そんな思いから、このセットが始まりました。

もう一本の白は、オーペロンのシャルドネ。
華やかさを前に出すタイプではなく、食事と一緒に飲んで「やっぱり美味しいな」と感じられる、やさしい味わいのシャルドネです。しっかり冷やしても、少し温度が上がっても美味しく楽しめます。

スパークリングワインは、軽やかなプロセッコと、果実味に少し厚みのあるロワールのスパークリング。
同じ泡でも、それぞれ違った表情があり、その日の気分や料理に合わせて楽しんでいただけます。

赤ワインは、夏だからこその2本を選びました。
一本は、冷やしても美味しいボジョレー・ヴィラージュ。
やさしい渋みと豊かな果実味があり、豚しゃぶや焼肉など、夏のスタミナ料理ともよく合います。

もう一本は、ロワールで造られるマルベック。
「マルベック」と聞くと力強いイメージがありますが、このワインは透明感があり、少し冷やすことで果実味がより心地よく感じられます。
重たすぎず、それでいて物足りなさもない。
夏だからこそ楽しんでいただきたい赤ワインです。

このセットは、おすすめのワインを6本集めたものではありません。
暑い日の夕食。
休日の昼下がり。
家族や友人と囲む食卓。
そんな夏の時間を思い浮かべながら、一つひとつ選びました。
6本を飲み終えた頃に、
「この夏も美味しかったな。」
そう感じていただけたら、これ以上嬉しいことはありません。

価格や詳しい内容は、ご来店いただいた方とLINEでご案内しています。気になることがありましたら、お気軽にお声かけください。

セットのワインの紹介

ル・ルーゲ/プロセッコ ブリュットDOCG(白泡)

産地/イタリア ヴェネト州
品種/グレラ主体

これは造り手最高峰クラスのワイン。イタリアのプロセッコの中でも、最上級産地コネリアーノ=ヴァルドッビアデネで造られる、洗練された辛口スパークリング。淡く輝くレモンイエロー。特に泡立ちがきめ細かくてクリーミーです。青リンゴの香りで、口中に広がる果実味は軽やかで上品。シャープな酸とミネラルがバランスを取り、余韻に心地よいフルーティーさがあります。

オーペロン/フィーヌ・ビュル シュナン・ブリュット(白泡)

産地/フランス ロワール地方
品種/シュナンブラン

白い花、青リンゴ、洋梨を思わせる華やかな香りに、シュナン・ブランらしい蜂蜜や黄桃の甘やかなニュアンスが重なる。口に含むと、きめ細かな泡が舌の上でやさしく弾け、熟した果実の丸みとシュナン特有の引き締まった酸、塩気を帯びたミネラル感が見事に調和する。柔らかくも優しい泡立ちにうっとりする。食事を引き立てるスパークリングワイン。

テヌーテ・スメラルダ/スメラルダ・ヴェルメンティーノ・サルディーニャDOC(白)

産地/イタリア サルディーニャ島
品種/ヴェルメンティーノ95% 土着品種5%

スメラルダは宝石でいうエメラルド。サルデーニャ南部ドノーリの砂質粘土土壌のヴェルメンティーノ95%。早朝に手摘みしたブドウをやさしく圧搾し、モスト・フィオーレだけを低温で30日発酵、ステンレスタンクでバトナージュ熟成。熟した白桃やトロピカルフルーツ、白い花の香りが広がり、口当たりはやわらかく、塩味を帯びたミネラルときれいな酸がすっと伸びます。魚介や前菜、オイルベースのパスタに寄り添う、地中海らしい辛口白。

オーペロン/シャルドネ プレーヌ(白)

産地/フランス ロワール
品種/シャルドネ

冷涼なロワール地方で育まれた、みずみずしい果実味が魅力の辛口シャルドネ。レモンや青リンゴのような爽やかな香りがふわっと広がり、口に含むとシャープな酸と透明感のある果実感が心地よく広がります。後味にはほんのりとブドウの甘みや、リンゴのような優しい風味が静かに残り、自然な旨味がじんわりと感じられます。

軽やかで清涼感のある味わいは、魚介料理やサラダ、和食など繊細な料理とも相性抜群。食卓にそっと寄り添ってくれる、ナチュラルで親しみやすい白ワインです。

オーペロン/ポアラ・マルベック(赤)

産地/フランス ロワール
品種/マルベック

紫がかった透明感のあるルビー色。プルーン、カシスリキュールのような凝縮感ある果実香。加えてスミレや黒胡椒などのニュアンスがあります。冷涼地のマルベックの魅力を体現した一本で、果実と酸の調和が秀逸で、重すぎず、飲み心地が良いバランスのとれたミディアムボディ。お肉料理はもちろん、野菜のグリルやきのこのソテーなどともよく合います。やや香ばしい・コクのある料理と好相性。

モウパ/ボジョレー・ヴィラージュ(赤)

産地/フランス ボジョレー
品種/ガメイ

明るく澄んだチェリーレッド。グラス越しに景色が透けるほどの繊細な透明感があり、見た目にも清らかな印象を与えます。香りには、チェリーやフランボワーズ、野いちごのような可憐な赤い果実。グラスを回すと、クローブを思わせる柔らかなスパイスがふわりと立ち上がります。味わいは軽やかでありながら、スパイシーな深みと奥行きを併せ持ち、余韻にはほんのりキャンディのような風味が心地よく残ります。和食や鶏肉・豚肉などの繊細な旨みを引き立てる、優しく寄り添うスタイルです。

生産者「ドメーヌ・モウパ」は、昔ながらの伝統的な醸造を大切にしながらも、自然派のアプローチを積極的に取り入れています。その誠実な姿勢と品質の高さは、現地でも高く評価されています。