「手土産にもちょうどいいハーフサイズ。」
チラシには、そう書いています。
でも実は僕自身、もともとハーフワインをあまりお勧めしていませんでした。
フルボトルに比べて少し割高。
それに、マキコレワインは開けてから日持ちするので、
「家でしっかり飲みたい。」
という方には、フルボトルの方が安心してお勧めできると思っていたからです。
でも、お店に立っていると、いろんな声が聞こえてきます。
「ホテルで一杯飲むのに、ちょうどいいんだよね。」
「旅行に持っていきたい。鞄に入るサイズがいいから。」
「一晩で飲みきれるから、安心して開けられる。」
「あまり飲めない人への、ちょっとした手土産に。」
「いろんなワインを、少しずつ飲み比べたい。」
そんな声を聞くうちに、ハーフにはハーフだからこその楽しみ方があるんだ、と気づきました。
今回のハーフセットは、夏の暑い時期に美味しく感じてもらえる泡・白・ロゼの3本でご用意しました。
少しだけ、気軽に、それでいて満たされる。
そんな一杯の時間に、寄り添えたら嬉しく思います。
夏のハーフセット(3本)

「今日は少しだけワインを飲みたい。」
そんな日に、ちょうどいいのがハーフボトルです。
フルボトルだと飲みきれない。
一人でゆっくり楽しみたい。
旅行先で気軷に一本開けたい。
実は、このハーフセットは毎回密かに人気があります。
飲みきりやすいサイズだからこそ、気軽にいろいろなワインを楽しめるのが魅力です。
今回は、この季節におすすめしたい3本を選びました。
最初の一本は、スパークリングワインのモンジュ・グラノンのクレマン・ド・ディ。
ハーフボトルのスパークリングはいくつかありますが、今回はあえてこの一本を選びました。
クレレットやミュスカやアリゴテなど、それぞれ個性の違うブドウが重なり合い、厚みのある果実味を感じながらも、きれいな酸が全体を軽やかにまとめてくれます。しっかりした味わいですが、心地よい酸味もあり、暑い季節にも心地よく楽しめる一本です。
真ん中は、カイユベル ベルジュラック・セック フルール・ド・ロシュ。
名前の意味は、「岩に咲く花」。
ソーヴィニヨン・ブランを中心に、その年ごとにブレンドを変えながら造られる白ワインです。
ソーヴィニヨン・ブランらしい爽やかさはありながら、ブレンドならではの丸みがあり、香りもやさしく、お料理と自然になじみます。
「今日は食事に合わせる白が飲みたい。」
そんな日に、安心しておすすめできる一本です。
最後は、ロワールのガメイで造られた辛口のロゼ。
ロゼというと甘いイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、このロゼはまったく違います。
さくらんぼを思わせるやさしい果実味に、すっきりとしたドライな飲み口。
後味には心地よいほろ苦さがあり、料理の美味しさを引き立ててくれます。
白ワインでは少し物足りない。
でも赤ワインほど重たくしたくない。
そんな時に、ぜひ飲んでいただきたい一本です。
このセットは、ワインをたくさん飲むためではなく、
「今日は少しだけ楽しみたい。」
そんな気分に寄り添うために選びました。
夕食のひととき。
旅先の夜。
休日のゆっくりした時間。
そんな何気ない時間が、少し豊かになれば嬉しく思います。
ハーフボトルは、小さいサイズではなく、「ちょうどいいサイズ」だと思っています。
飲みきれる安心感があるからこそ、気軽に新しいワインとの出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです。
また、「赤ワインのハーフも飲んでみたい」という方には、店頭でお好みに合わせてご提案しています。しっかりめから軽めまで、ブルゴーニュのハーフもございます。お気軽にお声かけください。
セットのワインの紹介
モンジュ・グラノン/クレマン・ド・ディ(白泡)
生産者/モンジュ・グラノン
産地/フランス ローヌ地方
品種/クレレット・アリゴテ・ミュスカ
淡いゴールドの色調に、きめ細かく立ちのぼる泡が繊細で美しい。香りには熟した柑橘、洋梨、ミュスカ由来のマスカットの華やかさ。さらに奥にはアーモンドや焼きたてのブリオッシュの香ばしさが重なり、奥行きのある香りを感じさせます。味わいはクリーミーな泡立ちとともに、果実味のふくらみとほどよい酸が調和していて、しっかりとしたコクがありながら、清らかさを備え、食卓に寄り添うやさしさと品格を感じます。鶏肉や豚肉、白カビチーズなど、コクのある料理との相性が抜群です。産地はローヌ山脈の麓、標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいディオワ地区。その自然条件がもたらす凝縮感とキレのある酸が、このクレマンを特別な一本に仕立てています。
カイユベル/ベルジュラック・セック フルール・ド・ロシュ 2023(白)
生産者/カイユベル
産地/フランス ベルジュラック地方
品種/ソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・グリ、シュナン・ブラン
柑橘と白い花が香る、みずみずしい辛口白ワイン。レモンやグレープフルーツ、青リンゴに、白い花やハーブの爽やかな香り。口に含むと、ソーヴィニヨン・ブランの清々しい酸とフレッシュな果実味が広がり、ソーヴィニヨン・グリのやわらかな厚み、シュナン・ブランのほのかな旨みが重なります。ベルジュラックはドルドーニュ川流域の穏やかな気候に恵まれ、果実の自然な熟度と爽やかさが両立する産地。2023年は果実の充実感と生き生きとした酸が調和した年で、軽快さの中にほどよいコクを感じる仕上がりです。
オーペロン/トゥーレーヌ シャン・ド・リュンヌ ロゼ(ロゼ)
生産者/オーペロン
産地/フランス ロワール
品種/ガメイ
優しいサーモンピンクが、月夜に差し込む柔らかな光のよう。フレッシュな赤い果実(いちごやフランボワーズ)に、ほんのり白桃のニュアンス。口に含めば、みずみずしい果実の甘さと繊細な酸が調和し、ふわりと消えるように後を引きます。余韻にはわずかなミネラルが心地よく、清らかな印象の優しい酸味が心地よい辛口のロゼ。和食や天ぷらとの相性が良い。

