昨日は、ほんまもん市さんのかき氷イベント最終日でした。
イベントが始まってすぐの頃は、まだ店内もゆったり。
野田さんと話している中で、妻のゆうこが今年、お醤油を仕込んでいるという話になりました。
「今やったら見れるよ」と言っていただいたので、僕が家まで取りに帰ってきました。
梅酒を漬けるような大きな瓶に入っているのが、そのお醤油です。

蓋を開けて匂いを嗅いだり、混ぜてみたり。

野田さんはご自身でもお味噌を作られていて、発酵のことにもとても詳しいので、今の状態を見ていただきました。
「このままだと、かなり濃いお醤油になると思うよ」
塩分が少し足りないそうで、1リットルの水に300gほどの塩を溶かした塩水を足すと、もう少しさらっとしていて、いい感じのお醤油になるんじゃないか、と。
そんなアドバイスをいただきました。
かき氷のイベントなのに、途中でお醤油を見てもらっている。
野田さんは発酵については詳しいので、お醤油診断をしていただきました。
こういう時間も、なんかいいなと思います。
実は今回、かき氷のほかにも店頭の看板でご紹介していたアイスがありました。
ほんまもん市さんが、平飼いの鶏の卵で作られたアイスです。

野田さんのお話では、一年の中でも春に産む卵が一番味が乗っていて、おいしいそうで、その春の卵で作ったアイスをマイナス50度で保管されていたもの。
材料は、卵、甜菜糖、ごま油。
ごま油も、いわゆる香ばしい胡麻の香りが前に出るものではなく、すっと透明感のあるオイル。
食べると、卵そのものの味とコクがちゃんとあります。
すごくシンプルなんですけど、味わい深い。卵のそのままの味わいを楽しめるピュアな味。
僕的には、ここにほんの少し塩をかけるのが好きでした。
甘さがふっと際立って、よりおいしい。
祇園祭、そして今回の3日間と、たくさんの方にかき氷を食べていただきました。
昨日の午後は、いつもの常連さん。
ふらっと通りかかって入ってくださった方。
他府県でいつもマキコレワインを買われているけれど、いつものお店がお休みだったので、わざわざ当店まで来てくださった方。
気がつくと、いろんな方が一緒のカウンターを囲んでいました。

ワインの話をしたり、ほんまもん市さんのお話を聞いたり。
初めまして同士の方もいるのに、なんとなく和やかで。
写真を見返しても、いい時間やったなぁと思います。
3日間、かき氷を食べてくださった方の中で、ひと口食べて、
「うまっ」
と、ぼそっと言われる方が何人かいました。
その言葉を聞くたびに、心の中で、
「ですよね。おいしいですよね、このかき氷」
と思っていました。
オーガニックの素材と甜菜糖を使って、余計なものを足さずに、素材そのものの甘みをちゃんと感じるシロップ。
甘いものを食べたという重たさより、おいしかったなぁという記憶が残る。
僕はそんなかき氷やと思っています。
また食べたいな。
でも次に登場するのは、来年の祇園祭。
一年先かぁと思うと、ちょっと寂しいです。
まだ食べたことのない方にも、このおいしさを一度知ってもらえたら嬉しいです。
また来年、この時期にカーヴ田中屋に登場します。
ほんまもん市の野田さん、3日間ありがとうございました。
そして来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
ちなみに最後の3人の写真。

野田さんがシロップを服にこぼしてしまって、Tシャツがベタベタになったので、僕のTシャツをお貸ししました。
ただ
どうやら野田さんには、ちょっと小さかったみたいです。
まあまあピチッとしています。
野田さんも会う人会う人に、
「これ田中に借りたやつやで」
と説明していました。
ですよね。
普段、そんなピチピチのTシャツ着てないと思います。
