配達でお伺いしたときに、
「マキコレワインをどのようにおすすめされていますか?」と、何気なくお聞きしました。
するとオーナーさんは、「自分が好きで信頼しているから、まず一度飲んでみてほしいって素直に伝えています」と話してくださいました。
お客様もグラスで一杯飲むと、「おいしいね」と言ってくださる。そこから自然におかわりが出ていくそうです。
結局のところ大切なのは、自分が心からおいしいと思っていること。
「このワインなら喜んでもらえる」という想いを持っているからこそ、マキコレワインはお客様に届いていくんだなと感じました。
ワインを売るコツは、特別なテクニックではなく、
「好きだから伝えたい」「飲んでほしい」と素直に言えること。
オーナーさんが一番にそのおいしさを感じているから、自然とお客様に広がっていく。
そんなシンプルな答えをいただいて、僕自身もまたがんばろうと思えました。
そんなお話を聞いたあとに、僕自身がこの頃飲んで、心を動かされたワインがあります。
それが、フランス北ローヌの冷涼な地で造られる、シラーとガメイのブレンド。
このふたつを合わせるワインはとても珍しいのですがドメーヌ・ミュッサンが手掛ける1本です。
生産者/ミュッサン
赤/コリンヌ・ロダニエンヌ
産地/フランス ローヌ地方
品種/シラー・ガメイ

欠品していたのが再入荷して、新しいヴィンテージになりました。そして今回は、今まで以上にシラーとガメイが見事に溶け合っているのに驚かされました。
ガメイらしいいちごのようなチャーミングな香りに、シラーのスパイスや黒胡椒のニュアンス。
これまでは「まずシラーが来て、あとからガメイが追いかけてくる」という時間差の印象がありましたが、新しいヴィンテージではふたつが見事に調和し、ひとつのワインとして生き生きとした表情を見せてくれます。ほんと驚く体験でした。
新しい表現だけど、奇抜ではなく、懐かしい感じもある。
不思議だけど美味しい。素晴らしいワインだなと思います。
