
急に寒さを感じる様になりました。
僕は、アレルギーが出ているのか、
外に出るとなぜかくしゃみが止まりません。
くしゃみをするとすごくお腹が空きます。
こんな時期の夜は、あたたかい料理や、
こっくりとした味わいの一皿が欲しいなと無性に思います。
そんな季節にぴったりなのが、果実味豊かで、しっかりと厚みのある南フランスの白ワイン。
「しっかりめ」と聞くと、グッと樽の香りがして、バニラのように強く、
のんで重たく感じる印象があるかもしれませんが、
今回ご紹介する3本はどれも果実味が主役で、
ブドウの味の奥に、そっと寄り添うような優しい樽を思わせる濃いニュアンスがあります。
あたたかい料理と一緒に飲むと、じんわりおいしさが広がるタイプかなと思います。
お食事をより引き立てながらも飲み応えもあるワインたちをご紹介します。
写真の左から
トロピカルな風味で、しっかりふくよか。
ラプローズ キュベ・オンブラン・ブラン
南フランスらしいふくよかさと、エレガントさがきれいに合わさった1本。
香りは洋梨やアプリコットの風味ふわっと広がり、
口に含むと、柔らかい果実味のボリュームがありながら、
酸とミネラルがしっかり芯をつくっていて、飲み疲れることはないですね。
樽の存在は控えめなのに、味わいの奥行きが綺麗に伸びるのが魅力的。
うっとりする上品さ、でもしっかり。
ジャンマルク・ボワイヨ レロック ブラン
ブルゴーニュで素晴らしいワインを造るボワイヨが、南仏で新しいブドウにチャレンジしたい
想いで造ったワイン。ブルゴーニュの気品ある雰囲気があり、南フランスのブドウの力強さが見事に表現されています。香りはオレンジピールやトロピカルフルーツで、果実の厚みがしっかりありながら、優しい酸があり、品の良さがありながら、バランスがよく旨味がしっかりあり、余韻が長く心地よい。ブルゴーニュのワインが好きな人も、こんなワインがあるのかって驚く1本。
クリアでしっかり、ちょっとフルーティー。
ル・ルー・ブラン ソアフ・ブラン
濃さの中にナチュラルさと軽やかさがウリ。
この3本の中ではやさしくて繊細さがあります。
香りは可愛らしい白桃、青リンゴの風味で明るさがある。
口当たりは柔らかく、果実味のボリュームがありながら、
すっと軽やかな余韻で、するするのめる感じで飲み疲れません。
そして、果実味の奥にほんのりと、樽を思わせる軽いけど優しい厚みと
はつらつとした元気なエネルギーを感じられます。
ご紹介した3本の白は、しっかり白なのに飲んでいて、ほっこりして
親しみがあります。お料理にもよりそう優しさがあります。
それぞれ味の雰囲気が似ているけど、
飲み比べてみるとちょっと違っていて、
どれも個性豊かな素晴らしいワインたち。
それぞれどれも美味しいので、飲み比べてお好きな味を見つけてみませんか。
あなたの冬のお気に入りが、この3本の中から生まれたら嬉しいです。
