チーズが入荷しました。
今回は、それぞれのチーズに「このチーズには、こんなワインが合いそう」
という組み合わせでご紹介してみます。

写真の右から順番に。

まずは、ミモレット24ヶ月。
ミモレットというと、少しさっぱりした印象を持たれる方も多いですが、しっかり熟成したものは、ぐっと濃厚で、一口食べた瞬間に「これは赤ワインで合わせたい」と思う味わいです。
合わせたいのは、アフィラントの赤。
グルナッシュ主体で、やわらかさの中にスパイスやほのかなビターさがあって、ミモレットのコクととてもよく合います。お互いが重なり合って、チーズの美味しさがさらに引き立つ感じがあります。
その隣は、リゼルバデル フォンダトーレ。
ミルキーでコクがありつつ、やさしさもあるセミハードです。
ここには、ピエトロ・リナルディのドルチェット・ダルバを選びました。果実味はあるけれど重たすぎず、エレガントで、チーズの旨みをきれいに引き立ててくれます。イタリアらしい、気負わない美味しさの組み合わせです。
次は、当店でも人気のブリー・ド・モー。
白カビチーズの代表格ですが、ただやわらかいだけではなく、後味に熟成の旨みがゆっくり広がっていくのが魅力です。
これを食べると、やっぱりシャルドネを合わせたくなります。
今回は、閃いたのは、ミレーのシャルドネ。
バランスがよく、果実味もありながら、重たくなりすぎない一本なので、ブリー・ド・モーのふくらみと心地よく寄り添ってくれます。もちろん、お好きなシャルドネやブルゴーニュと合わせても、とても楽しめるチーズです。

その隣は、ゴルゴンゾーラ・ピカンテ。
今ちょうど熟成が進んで、とてもいい状態です。青かびのコクと塩気がありながら、きつすぎず、口の中に心地よい刺激が残ります。
ここには、エルバルナのバルベーラ・ダルバを合わせたいと思いました。
バルベーラのきれいな酸と、やわらかな果実味、ジューシーさが、ゴルゴンゾーラのコクとうまく重なります。ブルーチーズは難しそうに見えて、こういう赤と合わせると、ぐっと親しみやすくなります。
新入荷のブリア・サヴァランもおすすめです。
バターのような濃厚さと、なめらかな口当たりが本当に魅力で、口の中ですっとほどけていきます。
ここには、クレマン・ド・ディビオのスパークリングを合わせました。
泡のきれいさがあるだけでなく、しっかりしたふくらみもあるので、ブリア・サヴァランのコクを受け止めながら、後味を軽やかに整えてくれます。お好きなコクのある白ワインと合わせても、とても美味しいと思います。
最後は、シャロレ・アフィネ。
これを食べると、やっぱりロワールの白、特にソーヴィニヨン・ブランが飲みたくなります。
今回は、オーペロンのソーヴィニヨン・ブランビオを合わせました。
このチーズの持つ上品なミルク感や、ほんのり感じるハーブっぽさに、ソーヴィニヨン・ブランのすっきりした香りと透明感がぴたりと合います。サンセールのようなきれいな白でも、トゥーレーヌのやさしいソーヴィニヨンでも、すごく相性のいい組み合わせです。
チーズもワインも、それぞれ単体で美味しいですが、
こうして合わせてみると、どちらの良さもまた少し違って見えてくるのかなと感じます。
気になる組み合わせがあれば、ぜひ試してみてください。
