試飲会のレポート。
赤ワインでマキコレワインを知ったら、
まずこのワインを飲んでほしいと思うものがあります。
軽めとしっかりめでご紹介します。
軽めの代表格のブドウはピノノワール。ピノノワールといえば、ブルゴーニュ地方のワインはおすすめですが、価格がお手頃で、かつピノノワールの魅力を楽しめるワインはロワール地方のオーペロンのワインがおすすめ。
しっかりめのワインで、魅力的な生産者のワインがたくさんありますが、その中でもまずこの生産者のワインを飲んでほしいと思うのが、南フランスの、カブリアックと、コートデュローヌ地方のアフィラント。その中でも今おすすめのワインを2つセレクトしました。
赤/オーペロン レ・パルク・ピノノワール
産地/フランス ロワール 品種/ピノノワール
実は樹齢50年以上のブドウの木のワイン。樹齢が高いブドウの木は、根っこが地中の奥深く行くので、深い地層のミネラルをブドウが吸い込むので、若い木のワインでは表現できない、味わいに複雑味が表現される。ピノノワールらしい赤いフルーツの風味に、ほのかにスパイスや百合を思わせる華やかな香りで、果実味豊かです。軽いのですが、飲み応えのある美味しいピノノワール。
赤/シャトー・カブリアック コルビエール プリウレサンマルタン
産地/フランス ラングドック地方 品種/シラー・ムールヴェードル・グルナッシュ
畑の中で出来の良いブドウを小樽熟成しているので、豊富な果実味に優しい樽の風味が美味しさのアクセントになっています。シラーのスパイシーさ。ムールヴェードルのビターチョコやカカオの香り。グルナッシュの深いコクのある味わいが上手く融合しています。ブドウのピュアな味わいがワインにあるので、エレガントさがあって、飲み口がスムーズで心地よく、果実味はマイルドでパンチがあります。だれが飲んでも納得のいく美味しさがあり、人気者のスターの風格さえ漂う。
赤/アフィラント コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・キュベ・デ・ガレ
産地/フランス ローヌ地方 品種/グルナッシュ・シラー・ムールヴェードル
僕的な感想でいうと、アフィラントはマキコレワインの中でも重鎮を思わせる風格。細やかで繊細で深みのある果実味は、匠を思わせる素晴らしいワインを生み出す生産者。マキコレワインを知ったら、まずアフィラントを飲んでいただきたいなと僕はおすすめします。このワインは、スタンダードなクラスの一つ上のクラス。スタンダードなクラスと比べて、スケール感が増して深みを感じる。口に含むと癒される心地よいパウダーみたいな渋味と豊富な果実味。エレガントで繊細で美味しいしっかりめの赤。3種類の品種がバランスよくブレンドされていて、一口一口、ゆっくり味わいたいと思わせる品の良さがあります。

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読んでいただきありがとうございます。マキコレワインは、ワインが好きな方には一度飲んで、ご自身の感覚で合うか合わないかを確かめていただきたいワインです。
マキコレワインがいいなと思いましたら、お近く販売店。取扱いの飲食店さんで、まだあなたの知らない、他のマキコレワインに触れて、ワインが与えてくれる、豊かさ、楽しさ、喜びを感じていただけたら嬉しく思います。