ロワールのオーペロンが手がける 7つのソーヴィニョン・ブラン


香り華やかでキレのある辛口の品種、ソーヴィニョン・ブラン。

その魅力をお手頃な価格で、しかも味わいにしっかりとした深みと

安心と安定のおいしさをしっかり届けてくれるのが、

ロワールの造り手 オーペロン です。

常に真面目で、向上心を持ち続ける人。

リリースされるワインは、いつも飲み手の期待を超えてくれる。

そんな彼が造るソーヴィニョン・ブランが、今、全て揃っていますので、

せっかくの機会なので、7本それぞれの個性をご紹介します。

1. トゥーレーヌ・ソーヴィニョン・ブラン

グレープフルーツ、ライムに、果実味の凝縮感からか、ほのかに

青リンゴの爽やかな香りもある。アタックから

フルーツの甘みが膨らみ、キリッとしたバランスの取れた酸が全体を引き締めます。

ジューシーさと透明感が同居し、軽やかさの奥にしっかりとした骨格があり、

確かな品質の素晴らしいソーヴィニョンブランをリーズナブルな価格で体験させてくれる。

オーペロンのワインで、ソーヴィニョンブランを飲むならまず最初に飲んでほしいです。

アペリティフから食中まで、幅広く活躍する一本。

2. トゥーレーヌ・ソーヴィニョン A

若い樹から生まれるフレッシュで透き通る優しいキレのある味わいが魅力。

澄んだレモンイエローに、柑橘や白い花、ほんのり青草の香り。

アタックはピュアで生き生きとし、抜栓後にどんどん石灰的なミネラルがすっと現れます。

軽やかでありながら芯があり、日々の食卓に自然に馴染む、和食から洋食まで

幅広くあわせることができる優しい白ワイン。

3. トゥーレーヌ・ソーヴィニョン・ブラン ビオ オリジン

林に囲まれた環境の良い畑から、有機栽培で造られたワイン。

繊細で華やかなグレープフルーツの香り、すっきり切れのある辛口。

香り・酸・味わいのバランスが美しく、ブドウのピュアさが真っ直ぐに伝わります。

透明感があり優しい味わいで、こちらからこのワインの美味しさを探す感じがあり、

ワインから試されているような、深みがあるなと飲みながらいつも思う。

4. トゥーレーヌ・ソーヴィニョン VV(ヴィエイユ・ヴィーニュ)

1988年に植えられた古木から生まれる、深みのある辛口であり旨口。

柑橘や白い花、青草、火打石のミネラル香が重なります。

爽やかさと凝縮感を一体となり、ハチミツレモンを思わせる清涼感ある余韻。

若いうちは、グッとくる詰まった果実味があり、熟成を重ねると丸みと奥行きを増します。

日当たりの良い畑から生まれる果実がしっかり成熟しているので、

ゆっくり寝かせて、熟成させて楽しみたいと思いポテンシャルの高さを感じる。

5. ル・クロ・レ・グラン・ヴィーニュ

ソーヴィニョン・ブランの爽やかさと、ソーヴィニョン・グリのやわらかなコク。

青リンゴや洋梨、アカシアの花、ハーブの香り。口に含むと、フレッシュさの奥にやさしい厚みがあり、余韻は静かにゆっくり続きます。「すっきり」と「まろやか」が同居する、飲み手を大きく優しく包み込むような一本。

6. シュノンソー・ブラン

造り手の最高峰クラスの白ワイン。

サンセールのようなスケール感を目指し、グレープフルーツの香りとふくらみのある味わい。

力強さと繊細さが共存し、余韻は長く、深みがあり、飲み応えがあります。

「いい畑のワインはこうだ」と感じさせてくれるワンランク上の存在で飲み応えのある白。

7. ヴァン・ド・ペイ・ソーヴィニヨン・ドゥ・リノマーブル

「Doux(ドゥ)」はフランス語で“甘口”の意味。

通常は辛口に仕上げられるソーヴィニョン・ブランですが、このワインは糖度の高い状態で収穫された遅摘みブドウを使用。自然な果実の甘さを活かしつつ、爽やかな酸を残すことで、軽やかで上品な甘口に仕上がっています。

白い花や完熟した桃、パッションフルーツの甘くやさしい香りに、ほんのりミントやハーブの清涼感。口に含むと、なめらかな舌触りと、みずみずしい果実の甘さ、そして軽やかな酸がバランスよく広がります。

フレッシュでジューシー。それでいて甘すぎず、果実の自然な甘さを楽しめる一本です。

同じソーヴィニョン・ブランでも、畑、樹齢、の違いで、飲んではっきりとわかるほどの違いがあります。それは造り手の丁寧な畑仕事、完熟したブドウを選び、酸化防止剤を極少量にすることで、畑やブドウの個性がはっきり表現されるからです。

今なら7種類すべてが揃っていますので、ご自身で飲み比べて、自分が好きなワインを見つける時間も、きっと楽しいと思います。