
毎月のおすすめのワインをセレクトして有料試飲ワインを店内で楽しんでいただいています。
今回は、飲んでみて「これはぜひご紹介したい」と感じた2本を選びました。
赤と白、それぞれに個性がありながら、秋を感じて、どちらも「今」飲んで美味しいと心から思えるワインたちです。
ワインをご紹介します。
赤ワイン
ルオー/コート・ド・ルーション・キュベ・マンガ
(フランス・ラングドック地方/グルナッシュ・シラー)
最初に「マンガ」という名前を見たとき、思わず「え、日本語かな?」と目が止まりました。
届いたボトルには、日本の少女漫画を思わせる女性のラベルでインパクトがあります。
やわらかな果実の味わいが口に広がって、飲みやすく、柔らかい果実味でおいしい。
グルナッシュらしい丸みのある赤い果実の甘さと、シラー由来のほのかなスパイシーさがきれいにまとまり、
タンニンは細かく、口当たりはとてもやさしい。造りも丁寧で、タンクで12ヶ月熟成の後、瓶詰め後に36ヶ月寝かせてからリリースされているとのこと。エレガントで芯のある赤ワインです。
白ワイン
ミレー/ブルゴーニュ・シャルドネ 2023
(フランス・ブルゴーニュ地方/シャルドネ)
クリーンでストレートな果実味が魅力のシャルドネ。香りは熟したリンゴや洋梨、白桃といった果実に、アカシアの花に、ほのかにナッツのニュアンス。余韻に優しいミネラル感が奥行きを与えてくれます。
口当たりはなめらかで、ピュアな果実と心地よい酸が調和。飲み進めるうちに、柑橘の風味や火打石のような余韻が現れて、味わいが立体的に感じられます。
「すっきりだけど、ちょっと果実感のある白が好きな方」や「ミネラル感のある白が好きな方」にも、どちらにも心響く味わいだと思います。このワインは食事と合わせてこそ、お互いを引き立てて本領を発揮する、そんな1本です。
今回ご紹介した2本は、店頭にてグラス1杯600円でお楽しみいただけます。
もちろん、その場でボトルのご購入も可能です。
気になった方はぜひ、この機会にふらっとお立ち寄りいただき試飲しただけたら嬉しいです。
