11月29日に開催しました。
カーヴ田中屋試飲会 生産者を深める会 今回はポマール村のジャンマルクボワイヨでした。
ジャンマルクボワイヨは、マキコレワインの生産者ですが、
世界的に有名な生産者さんです。
マキコレワインの輸入元は、ボワイヨの本来の実力、ワインをとても評価して、リスペクトしてお互いが尊敬しあってお付き合いをしています。有名だから売れるから取り扱っているという考え方ではなく、
生産者の考え方や仕事を理解して、ワインを深く理解して扱っていますので、とても詳しくワインのことを教えてくれます。今回も生産者のこと、ヴィンテージのことを詳しく教えてもらい会を開催しました。
ワインは白ワイン2種、赤ワイン3種の合計5本でした。
白 マコンヴィラージュ 2014
白 ブルゴーニュ ブラン 2011
赤 ボーヌ 1級 モントレビノ 2008
赤 ポマール 2011
赤 ポマール ジャロリエール 2010
マコンヴィラージュ 空けては上品な塩っぽさを感じ、ふくらむ果実味で少し大人しい感じでしたが、時間の経過でどんどん味わいがよくなって、樽からくるやさしい甘さ、ふくよかな果実味がどんどんでてきました。すごく人気の一本でした。
ブルゴーニュ ブラン ピリュニー・モンラッシェのすぐ近くで、比べて、水はけがよく、すばらしいワインができる場所で、超お得なワイン。ボワイヨは、その場所を理解して、引きだしたいので、徹底的に収穫量を減らしています。ブルゴーニュブランですが、ピリュニー・モンラッシェを彷彿とさせるクオリテイーです。このワインはポテンシャルが高く、味わいもゆっくり伸びていき会が終わるころに本領を発揮していました。すばらしいブルゴーニュブランです。
ポマール 2011は夏にストーブが出たほど、冷夏で、とても厳しい年でしたが、有能な生産者が造ると、すばらしいです。空けたてからフルーティーさが爆発。今抜群の飲み頃でポマール村のキャラクターが見事に表現されていました。
ボーヌ モントレビノ 2008 ブルゴーニュの本当にいい感じで熟成した完成度の高いワインを楽しめる希少なワイン。
ボーヌは筋肉質な男性的なキャラクターに2008の熟成感が混ざり合って、うっとりするピノノワールでした。
ポマール ジャロリエール 2010
祖父母から受け継いだ100年の古木のワイン。
ボワイヨのひた向きな丁寧な畑仕事、収量をしっかり抑えた、
造りのおかげで、100年の古木のほんらいの良さを発揮している
ブルゴーニュ最高峰のクオリティーを体験できました。
力強くて繊細。透明感があって、余韻がゆっくり長い。ポマールらしい骨太な果実味とテロワールからくる血の味が、心地よく表現されたすばらしいワインでした。
参加者の方と、ゆっくり時間をかけて向き合えるので
とても勉強になり、ワインを深めることができます。
参加者の方のおかげでこうした会ができることに感謝しています。
次回は、12月に入ってきたばかりのニューフェイスの
新しいムルソー村の造り手
ボーマンを深めたいと思います。
日にちは1月17日(水)
時間は17時から20時まで
会費は3000円です。
場所はカーヴ田中屋で開催します。
お問い合わせはカーヴ田中屋まで
075-276-6151