昨日書きました下記の4つについて一つ一つ説明していきます。
1・ブドウの種類を覚える
(ブドウによってキャラクターが違う事をしっかり把握)
2・造り手によるキャラクターの違いを意識する
(人がワインを造っているので、人による違いが必ずある)
3・産地を意識する
(暖かい場所と寒い場所をみる。暖かいとしっかり。寒いとドライ。)
4・年による違い
(天気と雨のバランス。日照時間が長く程よく雨が降れば良い年。雨が多く、日照時間が短いと厳しい年)
1~4とありますが、これはワインを判断する上で抑える点の優先順位の順番でもあります。
※ワインを見るときにこの順番を意識すると良いと個人的には思います。
まずはブドウによって味わいが違うことを理解して、ブドウ品種の特徴を理解する。
そのブドウを誰が造っているのかを見て、どこでできたのか?
それはどの年にできたのかを見てワインを判断しています。
1のブドウの種類を覚えるについてですが、
ワインはブドウで出来ているのでブドウの種類を覚えると
ワインのキャラクターを理解しやすいです。
沢山覚えないといけないのか?そうではなくて
販売者もわかりやすいようにして
ワインを気軽に手に取ってもらいたいと
思って仕入れると思うので
赤ワイン、白ワイン共に5種類ぐらいの品種が
店頭に並んでいます。
当店みたいな専門店は様々なブドウ品種のワインを置いていますが
大手さんのところは、それほど沢山のブドウの種類はないと思うので
数種類のブドウの特徴を抑えたらいいと思いますよ。
ちょっとマニアックなことを書きたいので書きますね。
ワインは農作物でブドウの出来によってワインの品質が
しっかり決まるシンプルものです。
なので畑仕事がとても大切です。でも消費者は
生産者の畑仕事を見たりすることがなかなかできない
仮に畑仕事にべったり張り付いて観察したとしても
その仕事は何のためにしているのか。
畑仕事のことを理解していないといけないし。
どのような仕事をすればいいワインができるかわかった上で
観察しないとわからないと思います。
なので、畑からワインができるってわかったとしても
それがいいワインかどうかの判断ってほんと難しい。
金井麻紀子さんからワインのセレクトについてや
生産者の畑仕事のことを聞けば聞くほど、
僕は一生かけてもワイン選びはできないなって
すぐに
判断しました。
フランス語を勉強しないといけない。
フランス語のワイン用語をわからないといけない。
いいワインはいい畑仕事からだとわかっても
どのような仕事をすればいいワインができるか
わからないといけない。
実際の畑仕事をみて、生産者さんと話して
ワインのクオリティーをシビアの判断して
お話ししないといけない。
これを今からやれる情熱と行動力は
ないですね。
なので僕は、セレクトに信頼をおける
金井麻紀子さんのセレクトしたワインを
しっかり理解してお客様にお繋ぎするのが
僕の仕事だと思って
マキコレワインを一番信頼して理解できる人になろうって思いました。
まだまだ奥が深くて楽しい世界です。
かなり脱線しましたね。
見る人にわかりやすい文章を書こうって思うのですが、
書きたいことをそのまま書こうって思うと
こんな感じになりますね。
続きがまた次回に~。