昨日はエッフェさんで第3回マキコレワインを本気で深める会。
メルローを深める会でした。
一般的なメルローのイメージは、
甘たるい、コクあり、バニラっぽいとボルドーのサンテミリオンの産地のワインがイメージになっているみたいです。
マキコレワインのメルローは、透明感があってナチュラルでピュア、果実味豊かですがバランスが良い。
今までのメルローの概念を覆すワイン達。
マキコレワインのメルロー6種をご用意
❪カブリアック❫
①メルロー・トラディション(フランス・ラングドック)
②メルロー・レゼルヴ
❪カイユヴェル❫
③フリュイッサンス(フランス・ベルジュラック)
❪トゥデルナム❫
④トッディー・メルロー(イタリア・ウンブリア)
❪ボンドンノ❫
⑤メルロー・ディ・トスカーナ(イタリア・トスカーナ)
❪アフィラント❫
ヴォークリューズ(フランス・ローヌ)
全てのワインはアリジロカリケール土壌で
粘土質と石灰質の地層がミルフィーユに重なり、ほどよく水捌けが良くいい地層です。
なので気候や風土の違いを飲み比べて確認しました。
①と②は同じ造り手のステンレスタンクと樽熟成の違い。
今回ではじめて知ったのは、樽熟成のワインは収量をしっかり抑えて、長期熟成に向いたポテンシャルの高いブドウのみを使用して、樽を効かせることで丸みをもたせる。
なので樽熟成しているブドウは良いブドウを使っているということを確認できました。
飲み比べるとレゼルブの方が深みがあります。トラディションは食事を引き立てるタイプ。レゼルブはワイン単体で楽しめる深みがある。
③はボルドーの隣のワインで、地層がよく似ている。南向の日当たりが良い畑で、完熟しやすいが2018年のこのワインはより完熟していて酸味は穏やか。ポテンシャルが高いので空けてゆっくり開いてくる。
④は6本のメルローで化石が多い畑で石灰質を多く含んでいるので後味にキリっとしたミネラル感がある。
このワインを飲むたびに余韻がみずみずしくしいなと思っていましたが、石灰質の多い畑だからか~と改めて納得。
⑤はトスカーナで珍しいメルローだけのワイン。樽熟成1年しているのですが、樽熟成にしたら短めこれはメルローのフレッシュなフルーティーさを大切に残したい想いからで、一つのワインにも生産者さんのコンセプトや想いが詰まっているんだなと感慨深く味わいました。
⑥のメルローは個人的に一番好きなメルローで、6本の中でふくよかで3Dのように口に果実味が広がると思っていて金井麻紀子さんに聞くと、畑仕事の賜物とのこと。
改めてアフィラントの素晴らしさを確認しました。
料理はヴーガンハンバーグ入り前菜の盛り合わせ、
豚バラ肉とヒヨコ豆の白ワイン煮込み、
グルテンフリーのペンネでキノコ入りヴーガンボロネーゼソースで