
ワインを見る時のちょっとしたコツの説明
これは、ワインをセレクトする時の頭の中を書いたものです。
赤ワインのところで、
濃いーーー飲みやすい
渋いーーー渋くない
酸味ありーーー酸味なし
とありますが、これはどのような味のワインを求めているのかを質問するときに
お聞きする質問です。
「お求めのワインは。濃い味わいがいいですか?
それとも飲みやすい方がいいですか」
「渋みはある方がいいですか。
それともない方がいいですか」
「酸味はあってもいいですか?
それともあまりない方がいいですか?」
と質問をしますが、
これはその方が、以前に赤ワインを飲んで、味の雰囲気を記憶していることで通じることですが、あまりワインを飲んでいない方には。質問をしてもピンとこないと思います。
これは質問をさせていただく事で。自分の記憶にワインの味があるのか、ないのかを知れるので。まずお聞きしていること。
こういった質問から、例えば、濃くて、渋くて、酸味がなければ、
カベルネソーヴィニョンかなと思い、
濃くて、渋さが少なくて、酸味があれば、涼しい場所のシラーかな。
質問からざっくりとした雰囲気で、
ブドウ品種を連想しています。
白ワインも同じく、味の質問からブドウ品種を連想できます。
質問の中で、
酸味を見る時に意識していることがあり、
酸味は、
酸味があるブドウ品種もありますし、
あとは、涼しい場所で作るとブドウが完熟しにくいので、味が
濃くなるよりは、軽やかな味に酸味が多く
含まれていて、
暖かい場所だと、ブドウがよく完熟するので、酸味が少なくなります。
酸味があるなしで、産地とブドウ品種が、少しは特定できます。
酸味がある赤ワインは紙のある軽い系のワインに多く
酸味がある白ワインは、すっきり系に多いです。

ワインを言語化することって普段しない事ですね。
言語化することで、こちらの要望を店員さんにお伝えできるのが、とても大きいことで、
ネットでの買い物は、店員さんに聞かなくても、気軽に買えますが、ネットで買うにしても、ワインの表現を理解しないと、味をイメージできないので、その為にも、意識してワインの味を覚えることが、求めているワインに出会う為には、とても大切です。
ワインを言語化するコツは、ワインの表現をみながら、ワインを飲んで、
自分が感じたことと、その言葉があっているかを確認しながら飲むこと。
「ワインの味や香りの表現を見ながら、ワインを飲む。」
はじめは、表現している事と飲んだ感じが一致がしにくく、わかりにくいと思います。
まず、言葉をみながら意識して飲んでみるというのが、第一歩です。
今までなんとなく飲んでいたワインを
どのような味かな。香りかなと、意識し始めたところから
自分でワインを選ぶことができる、大きなきっかけになると思います。
別紙に、ブドウ品種が書いている紙があります。
飲みながら、言葉をみて、自分のしっくりくる表現をチェックしてみてください。初めは分からなくても、やっていることが大切で、チャレンジしてみてください。
繰り返ししていくことで、飲んで感じたことと、言葉が少しずつ一致していきます。
最初はわからなくても、全然大丈夫です。まず飲んで、
言葉をみて、感じたことを意識して覚える。
このブドウはこんな味と香りだなと記憶できただけでも、すごい事です。
長々となりましたが、補足の説明をさせていただきました。
これを読んでくださった方が、ワインが楽しいって思っていただける
きっかけになれたら嬉しいです。



