2020年のブルゴーニュのワイン


2020年のブルゴーニュのワインを飲んでみました


ブルゴーニュ地方のワインは年によってブドウの出来が違うのでその時によってブドウの味が変わります。
フランスのボジョレー地方とブルゴーニュ地方はとても近くなので、いつもならいち早くリリースされるボジョレーの新酒(ヌーボー)を飲めばブルゴーニュ地方はどのような天気で、どのようなブドウの出来だったか想像でき、毎年新酒を飲むのが楽しみだったのですが、今回2020年のマキコレのボジョレーの新酒(ヌーボー)が入らなくてどのような年だったのかがわからないなと思っていました。

ところが最近ブルゴーニュ地方のビヤーの2020年のワインが入ってきたので飲んでみました。

作り手/ビヤー                                                    ワイン名/オート・コート・ド・ボーヌ ルージュ                                                   産地/フランス ブルゴーニュ地方                                                         品種/ピノノワール


ワインの世界に入って、一年前のブルゴーニュのワインを飲んだのは初めてかもしれないです。

ブルゴーニュのワインは蔵で寝かせて出荷されるイメージだったので、リリースして2~3年経ってから日本で出会う感じがしていましたが今回飲むことができてとても嬉しいです。
グラスに注いでみると例年に比べて色が濃いです。
よい完熟だったのかなと想像できます。
飲んでみると、はちきれんばかりの果実味で元気いっぱい。カシスのフルーティーさが口いっぱい広がります。


ビヤーは元々透明感があって軽やかな感じで余韻に果実味が広がるイメージでしたが今回はそれを嬉しく裏切る、しっかりした上にふくよかさがあります。全体としては若い味わいですが、嫌な印象はなく、子供の成長を暖かく見守る親のような感じで、この若さのある味わいにとても好感が持てて好きです。
このワインは今飲んでも若さのある感じもいいし、しばらく置いて味が落ち着いたのも見てみたいと思いました。
一年、二年後の変化をみてみたいです。

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