ワインは、単一品種で造られたものと、複数のブドウをブレンドしたものがあります。
単一品種はそのブドウの個性をそのまま楽しめます。一方、2つ以上のブドウをブレンドしたものは、それぞれのブドウの個性が混ざり合うことで、複雑な風味になり、飲んでみるとブドウが混ざり合った香りと味わいに新鮮さと面白さがあります。
ブレンドしているブドウの一つ一つを把握して、そのブドウを想像しながら飲むと、ブレンドのワインの面白さがより深まるので、ブドウの特徴をザックリでも把握しておくとよりワインの楽しみ方が増えます。見たことも聞いたこともない品種の中には、そのブドウだけでは個性が強いためブレンドに使われる品種があり、それは補助品種と呼ばれています。また、単一で飲んだことがない品種が入っていると、飲む前からどんな味わいか予想ができないので、そのようなワインに出会うとワクワクします。
ワインを飲まれる前に、そのワインは単一品種のものなのか、複数のブドウをブレンドしているのかを知ってから飲むと、楽しみが増えるので、意識してみると面白いですよ😊
本日のマキコレワイン🍷
造り手/シャトー・カブリアック ワイン名/コルビエール・ブラン 産地/フランス ラングドック 品種/ルッサンヌ・ヴェルメンティーノ・ロール・マカブー
カブリアックのワインの魅力は南フランスという暖かい場所にも関わらず、しっかり果実味がありながら綺麗な酸味も入っていて、飲みやすさと気軽さと上品さがあるのが素晴らしい。
このワインは4つのブドウをブレンドすることで、複雑味があってトロピカルフルーツや杏の香り、ほのかに柑橘も感じて、香りがふくよかで華やか。飲んだ後味は、清涼感のあるキレがあり香りが甘くて余韻にキレがある面白いワインです。