「お肉に合うワインはなんですか?」とよく聞かれますが、暑い時期か寒い時期によってオススメするワインのセレクトが変わると思います。
暑い時期に選ぶワインは、渋くてしっかりしたお肉に合うようなものかもしれませんが、僕は重たすぎる感じがします。じゃあ軽いワインが良いのかというとお肉にワインが負けてしまうので軽すぎても頼りないので、軽すぎないでもいい感じのワインを選びたいなと思いました。
そこで考えたワインはフランスの冷涼地で、線が細くて綺麗でエレガントですが、しっかりめのブドウを使っているワインなら、暑い時期にお肉に添えられるワインだと思いました。
今回オススメするワインは、フランスの冷涼地のロワール地方のスパイシーでコクのあって丸みのある果実味のマルベックと、心地よい酸味とハーブの香りのカベルネフランがブレンドしているワインをオススメします。
赤/オーペロン シュノンソー・ルージュ 産地/フランス ロワール 品種/マルベック・カベルネフラン
造り手の最高峰クラスの赤。ブルゴーニュ地方のワインを彷彿とさせる、エレガントできめ細やかなタンニンとやさしい果実味があります。マルベックのスパイシーさ、カベルネフランの心地よいハーブの香りが見事に融合し、シュノンソーというロワール地方でマルベックを使ったワインは珍しく、多くは寒い場所で造っているので味わいにクリアさがある面白い赤ワインです。
これぐらいのトーンの濃さの赤の味わいに、赤身のステーキを合わせるとお互いがスルスルと食事が進むと思います。夏にお肉と合わせる赤ワインは、いい感じで重すぎない赤ワインを選ぶのも一つの選択肢にいれるとワインの楽しさが広がると思います😊