僕は二十歳の頃に、無濾過山廃生原酒(むろかやまはいなまげんしゅ)に出会って、旨味のあるお酒に感動し、日本酒が好きになりお酒に興味をもちました。
その後マキコレワインに出会い、本日のマキコレワインのジャンマルク・ボワイヨのワインに出会い、白ワインでこれほどふくよかで美味しいワインがあるのかと、とても印象に残って感動したワインです。
ワインを勉強しはじめて、ブルゴーニュ地方のワインで樽で熟成させたふくよかな果実味に感動して、
他の場所の樽熟成のものを飲みましたが、このワインはブルゴーニュの深みと優しいミネラル感があって余韻が長いシャルドネ。同じシャルドネでも、他にこういう感じのものはなかなかなく、改めてブルゴーニュのワインの素晴らしさを確認しました。
ジャンマルク・ボワイヨの白ワインは、
ブルゴーニュブラン モンタニー(今日のワイン) マコン・ヴィラージュ マコン・リュニー マコン・シャルドネ ムルソー ピュリニー・モンラッシェと1級クラス シャサーニュ・モンラッシェなどなど、もっとあります。
それぞれブルゴーニュ地方の様々な場所で造られていますが、どれも土地のキャラクターにしっかり反映されていて、飲み比べると奥深くて楽しくなってきます。
ブルゴーニュブランは、ピュリニーモンラッシェを思わせるクオリティーの高さが好きだったり、マコン・ヴィラージュは塩の風味がお魚と相性がいいので、お魚と共に飲みたいです。他のマコンもリュニーはミネラルがはっきり芯があって素敵だし、シャルドネは丸みがあって飲み手に歩み寄った優しさがあります。
ピュリニー・モンラッシェの俺様についてこいっていう、強引なキャラだけど手はしっかり握ってくれている優しさも好きです。ムルソーは伸びやかなバターやナッツの香りが広がる力強い感じも素敵に感じるし、シャサーニュ・モンラッシェは女性的できめ細やかな果実味ですが、飲んで力強さもあって、気になる人だけど、隙がない高音の花タイプなイメージとそれぞれのワインによって感じることが全て違うのも面白いです。
そして本日のワインのモンタニーは樽の綺麗な香りが特徴で、旨味があってボリューム感とバランスがとても良いので、懐が深くて柔軟性があります。ブドウのピュアな味わいや香りを残しながらこれほど樽とブドウの味の調和がうまく感じるワインはなかなかないと思います。 ボワイヨのワインを初めて飲む方にとてもおすすめです。