ガメイに更なる可能性を感じるワクワクする一本


ボジョレーのワインって薄いし軽い。美味しいと思ったことがないと期待していない人にこのワインは濃厚さがあるので、一度は飲んでいただきたいワインです。

造り手/デュ・モウバ
ワイン名/ジュリエナ・レゼルブ
産地/フランス ブルゴーニュ地方 ボジョレー地区
品種/ガメイ


新入荷のデュ・モウバのジュリエナ・レゼルブ「レゼルブ」は貯蔵するという意味なので、熟成させているのだと思いますが、樽なのかステンレスなのかはわからないです。

ワインを飲んだ個人的な感想になりますが、一口飲んでブルゴーニュの上のクラスを飲んだような、良い意味での硬さと若さがあり驚きます。僕はマキコレワインで硬い味わいのワインを飲むと個人的にはワクワクします。
「このワインはポテンシャルが高いのだな、もっと置いてあげたほうがいいのかな。今この瞬間は硬いワインだけど、このワインを置いた未来では熟成して、よりよくなったワインになっているかもしれない」と、ワインの未来を想像してワクワクします。

飲んで、少し硬さはありますが、普通のガメイに比べて、濃厚な果実味でいちごジャムを思わせるほど、ジューシーでしっかりしています。飲み口から、余韻にかけて近寄りがたいツンとした厳しさはありますが、ワインに透明感とナチュラルなマキコレワインらしいピュアさがあり、とてもとても将来性を感じます。

ボジョレーのワインを飲んで、これほどのポテンシャルの高さを感じたのは、はじめてです。ダイヤモンドの原石に出会ったような感覚になります。このワインはしっかり5年ぐらい寝かせたいです。こんな濃厚なガメイには出会ったことがないので、ワインって奥深いなと思います。

コメントを残す