じっくり付き合うと好きになってくるワイン


このワインは、白ワイン用のブドウを使い、赤ワインのように皮と種も一緒に醸造することで、色が濃くなりオレンジ色に近くなるので、見た目からオレンジワインと呼ばれています。

マキコレワインは実はオレンジワインがいろいろあります。
セルビアのボンジローのリースリング。                                     イタリアのボンドンノのトレビアーノ。                                          ブルゴーニュのアランジャニアールのシャルドネ。                                             アルザスのルネフライトのゲヴェルツトラミネール。

本日のマキコレワインは
アルザス地方のルネフライトのもう一つのワインで、ピノグリを使ったオレンジワインをご紹介します。

造り手/ルネ・フライト 
ワイン名/ピノ・グリ マセラシオン ステインウェッグ
産地/フランス アルザス 
品種/ピノグリ

オレンジワインに最初出会ったときは、実はあまり馴染めなかったです。なぜなら、今までに出会ったことがない味がしたからです。
誤解のないように言うと、どのワインもほんと完成度が高く、ブドウのピュアさ、フルーティーさ、優しさ、普通の白ワインにはない力強さを感じます。マキコレワインらしいナチュラルさも感じ、どれもうっとりする美味しさですが、赤ワインとも白ワインともロゼワインでもない。

今まで出会ったことがない味わいなので、オレンジワインは3回飲まないと馴染めなかったです。
このピノグリのオレンジワインは、ワインであまり表現したことがない、白檀を思わせる華やかな香りと、飲み口から余韻にかけて複雑味のある味わいで、途中でアプリコットと青リンゴを思わせるフルーティーさもあります。
中華料理やカレーなど香草を使ったお料理や意外と赤だしに合いそうだなと思いました。

ちなみにオレンジワインは何回か飲むと、次第に癖になってきます。
一度飲んで、すぐに判断しないで、同じワインを何回も飲んでみるというのもいいなと思いました。
マキコレワインのオレンジワインは、完熟した健康なブドウを使っていて、醸造しても酸化に強く、元気いっぱいでブドウのピュアなフルーティーさが見事に表現されていいるので、普通の白ワインにはない心地よいタンニンがあります。そんなオレンジワインには自分のワインの味のイメージの枠を超えた未知なる新しい味との出会いがあります。

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