つい最近に入荷してきたワインで、、試飲して美味しくて驚き、一人田中が盛り上がっているワインがあります。
イタリアのピエモンテのマリオ•トレッリ モンフェラート•ロッソです。ブドウはメルローとバルベーラの半分づつで酸化防止剤無添加。
ラベルの上に書いているエクストレーモは直訳すると”極端”とか”端っこ”という意味ですが、このワインに沿ったニュアンスで訳すと、”すごいのができた”、”いいものができた”という意味みたいです。
酸化防止剤無添加はワインが安定しにいくい印象があります。飲んで同じワインなのに差を感じるときがたまにありますが、このワインは3回ほど飲みましたがいつも雰囲気が同じ感じで、ワインが安定しているように思います。
熟したチェリーにブラックベリーやプラムの雰囲気があり、まろやかな果実味ながら、細やかなタンニンで、高いレベルでバランスが良くて、とても飲みやすいです。2020年と若いワインですが、柔らかくこなれたワインで、良いブドウを上手くブレンドしているのが飲んで伝わります。
イタリアワインの僕のイメージの中にボディーが濃い割に、少し味わいが薄くてもう一味欲しいなと思うことがありますが、このワインはそのようなことを感じさせない完成度の高さを感じます。
この冬に重宝しそうな柔らかい果実味のしっかりめでとてもオススメです。
すでに全国のお店で人気で品薄ですが、もし出会ったら一度お試しいただきたいワインです。