思わず唾液が出るほどの旨味を感じるワイン


フランスのロワール地方の白ワイン用のブドウは、青草やハーブの香り豊かなソーヴィニョンブランが有名ですが、実はロワール地方には密かにシュナンブランというブドウもあります。知る人ぞ知るブドウ品種かもしれないです。

いざ飲んでみると、とても美味しいので誰かに伝えたくなるブドウ品種だと思います。
シュナンブランは香りがとても華やかですが、味わいは甘くもなく辛くもなく、いい意味で中心を感じる味わい。
これが和食、中華、洋食と幅広く添えることが出来て、柔軟にお料理に寄り添う万能なワインだと思います。

造り手/オーペロン
ワイン名/アンジュ・ブラン
産地/フランス ロワール
品種/シュナンブラン

このワインは蔵元のオーペロンが、信頼のおける農家の造ったブドウを仕入れて醸造したものです。オーペロンは自社畑でもシュナンブランを造っていて、実は同じシュナンブラン品種で作ったワインが2本あります。機会があれば、飲み比べてみると面白いかもしれないです。

甘いはちみつをトーストにかけて焼いた時の香りや、華やかでパッと明るい洋梨の香りもあります。全体的な印象は華やかでやさしい辛口。口に含むと、思わず唾液が出てしまうほどの旨味を感じ、芯のあるキリッとしたミネラル感と余韻にほのかにフルーティーさを感じます。

和食でいうと天ぷらや油ののったお魚の塩焼き、洋食でいうとポークステーキと大根おろしとポン酢のハンバーグ、中華でいうとエビチリかエビマヨなどなど、しっかりとした味わいのお料理に上手く寄り添うと思います。

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