本日の赤ワインは、
濃いのは苦手、軽いのはちょっと。。。
というわがままを満たしてくれる赤ワインをご紹介します。
フランスにあるサンジョセフという場所は、冷涼地でローヌ地方の中では北部のワイン。
花崗岩質で他に比べて、しっかりした中にミネラル分が多く陽当たりが良いのが特徴です。陽当たりが良いと綺麗にブドウが完熟するため、ワインを造る上でとても良い場所とされています。
他の産地に比べて、しっかりしているワインというよりは、果実味の奥に透明感があり上品さのあるワインです。
クリア感がありますが、ただ軽いだけではなく、チョコレートやプルーンを思わせる凝縮感があります。余韻にほのかにスパイシーなキャラクターが入っています。 ミュッサンのシラーの表現は素晴らしいです。
すっきりしているけど、濃い感じもある。しっかりフルボディの濃いワインが好きな方には頼りないよう感じるかもしれませんが、ブルゴーニュのワインの様な香り豊かで軽めのワインが好きな方には、心がとききめくワインです。
【人で例えるなら・・・】 小さい頃から人には言えない強烈な体験をしていて、喜びと悲しみを人よりたくさん体験している。小さい時は心優しい子だったが、強く生きていかないといけないと思い、なめられると負けるという思いから強さを表に出す人になった。見た目は怖いけどとっても優しい人。学校では控えめだけど静かなボス的な存在。彼が消しゴム拾うとなぜかいい人って思われる。のちに愛する人と出会い、強さを出す必要を感じなくなり、優しく丸くなった。