フランスのボルドー地方はしっかりめのワインで有名ですが、本日のワインはボルドーの隣のベルジュラックという場所のワインです。

産地/フランス ベルジュラック
品種/メルロー50・カベルネソーヴィニョン50
造り手/カイユベル
ボルドーの隣で造られたワイン。畑の中で出来の良いブドウだけを集めて小樽で熟成させたもの。果実味が豊かで、渋みがはっきりありながらも、心地よい味わいを楽しめるしっかりめ。樽からくるフルーティーさとまろやかさを感じます。しっかりしていますが、とてもバランスが良い上質なワインです。このワインはポテンシャルがとても高いので、ゆっくり熟成させてから楽しみたいです。
テールショーのこのヴィンテージで、カベルネ・ソーヴィニョンが50%入っている年は珍しいなと思います。
たしか、他の年はもう少しカベルネ・ソーヴィニヨンの割合は少ないと思います。
カベルネ・ソーヴィニヨンは赤ワインの中で、はっきりと渋さを感じる品種。
渋さってネガティブな印象になることが多い感じがしますが、
素晴らしい造り手さんが丁寧に造ると、ブドウの味わいが口いっぱいに広がり、その後に渋さを心地よく感じます。
こういったワインを飲むと、
赤ワインの渋さって、心地よくて美味しいなと思います。
このワインのヴィンテージは2019年。
リリースした時は少し若さがあるかなと思っていましたが
2023年になって年を超えてから飲んでみると、バランスが良くなって味がこなれてきて、今からおすすめできるなと思います。