すごく開いているワイン。出会えて嬉しい。


マキコレワインは、どれも自然に造られたワインなので、同じワインでも飲むタイミングで味の雰囲気が違うのが魅力的。

味が開いている時、閉じている時とあり、
閉じている時は、そのワイン本来の味が奥に隠れていて、
照れ屋の人見知りさんのような感じで、そのワイン本来のキャラクターが見えない感じ。

開いている時は、酸味、果実味がハイレベルで調和していて、とてもマイルドな味わいになり、飲んだ瞬間にスッと体に染み込む感動があります。

このワインは何回も飲んでいますが、今のように開いている状態では、初めての出会い。
飲んだ瞬間に「うまっ」って歓声があがる。

このワイン自体はピュアなワインですが、以前は少しアルコール感が強く、果実味が豊かだなと思っていましたが、今ではそのアルコール感がすべて旨味に変換されていて、とにかく旨い!

ワイン名/レガル・ブラン
産地/フランス ラングドック地方 
品種/テレブラン+グリ・グルナッシュブラン+グリ+カリニャン
造り手/ル・ルーブラン

南フランスのミネルヴォワの生産者。この場所は寒暖の差があり、ブドウがゆっくり完熟するので、豊富な果実味の奥に心地よい酸味があり、洋梨やトロピカルな香りと少しお花のニュアンスがあり、優しくさらに厚みがあります。フルーティーで丸みがある辛口。

ブドウ品種がはじめて出会うものばかりでワクワクします。この生産者さんは、他にはない新しいワインの表現をされているのでいつも驚かされます。期待を上回るキャラクターを届けてくれるので、マイナーな場所のワインですが、密かに大好きな生産者。

普通のワインに物足りなさを感じている方には、このル・ルーブランのワインをおすすめします。
赤も白もロゼもどれも個性があって素敵です。

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