ボルドーではブレンドしているワインが多く、今回のワインのようにカベルネソーヴィニョンの割合が多いワインに出会うとキュンキュンします。
本日のワインはボルドー地方のワインではないのですが、その隣のベルジュラック地方のワイン。
ワイン名／コート・ド・ベルジュラック・ルージュ・エベヌ 2019
産地／フランス ベルジュラック地方
品種／カベルネソーヴィニョン・メルロー
このワインは、カベルネソーヴィニョン５５％・メルロー４５％の割合。
カベルネソーヴィニョンが多いとよりしっかり感が増す印象です。カイユベルは素晴らしいのでただ濃くなるだけではなく、しっかりしていながら上品さがあり、親しみやすさもあるのが素晴らしいと思います。
プラムやカシスの華やかな香りがアタックから溢れていて、ほのかに樽の風味、奥からスパイスやバニラのニュアンスが感じられます。味は濃くてしっかりしていながら体に染み込む飲みやすさがあります。タンニンもしっかりしていて長い余韻が楽しめて、雑味がなく心地よいです。
このワインは、まだまだ若さがありしっかり熟成させたいと思わせるポテンシャルの高さがあります。ボルドーの上質なワインと肩を並べるワインだと思います。
ボルドーワインが好きな方には一度お試しいただきたいワインです。
