オーペロンはロワール地方の生産者で
この地域はソーヴィニョンブランが有名ですが、一部ではシャルドネが植えられています。
この地域では珍しい品種です。
このワインは20年近く飲んでいますが、年々レベルが上がっているのを感じます。
どれだけ進化するねんっていうほど、この2022年は素晴らしい。
シャルドネで有名なシャブリ地区のワインに近づくほどのクオリティーだと思います。
これは大袈裟ではなく、このワインの素晴らしさからの感想。
ロワール地方の白ワインは冷涼地なので、線の細い優しい味わいになるのが一般的ですが、
このワインは線の細さを感じず、シャルドネらしいりんごやレモンの香りに優しいキレがあり、横にふくらむ果実味も感じます。
もうデイリー飲むのはこれでいいやんって思ってしまったシャルドネです。
シャルドネはできた産地や、熟成を樽やステンレスかで味わいが濃くなったり、爽やかになったりと、キャラクターもかわります。
本日のシャルドネはステンレスで醸造されていて、一般的に辛口と呼ばれるキレがあるタイプです。
比較的にリーズナブルな価格でこれほどのレベルの高さを感じるシャルドネはなかなかないと思うほど、素晴らしいワインです。