カーヴ田中屋コンセプトとマキコレワインとは


2013年のとき

お店をオープンして一年経ったころ

カーヴ田中屋の方向性に決めたときに

書いた文

その時に書いた文を紹介します。

今になって思うのは

言葉が人に届くのは

発信する人が何者か。

どれだけの人を喜んでいただいたの。

貢献しているの。

評価など気にせず

どれだけ頑張っているのって。

じゃ今はどうなの。

こんなことを

人はよく見ているんだと思います。

まだまだ僕は道の半ばですが

8年お店をさせていただき

たくさんのご縁をいただき

素晴らしいお客様、お取引先、スタッフに恵まれて。

このコンセプトを書いたときよりは

マキコレワインを知っていただいたと思います。

今更2013年に掲げたコンセプトとマキコレワインとはを加筆して

アップします。

マキコレワインって何?って思われた方

長文ですがお付き合いください。

当店のコンセプト

笑顔が広がるワインをご提供したいです。その為にマキコレワインのみを扱っています。

体にやさしくておいしいワインを丁寧にお届けしたい。


楽しいところ、大切なところに

おいしいワインがあると、自然に会話が弾み、いつのまにかワインがなくなってしいます。

ここちよい酔いと余韻の後に
楽しい思い出が残る。

僕はマキコレワインでそのような体験を多くさせていただきました。

あの体験を多くの方と共有、共感したいです。

おいしいワインのむと自然と笑顔が溢れます。


マキコレワインとは?金井麻紀子さんがセレクトしたワインです。

金井麻紀子さんのワイン選びの基準は、ワインとは丁寧な畑造りと徹底して収量を抑えることで、ブドウのエキスを凝縮させて、酸化に強いブドウをつくることで、酸化防止剤の添加を最小限度まで抑えるというで造りをしているワインです。

そのようなワインは現地を深く把握し、

生産者と密なるコミュニケーションをはからないと出会いないワインです。

どのような過程で、どのような方法でワインが造られたかが深く理解し、ワイン造りのすべてがわかって選び、

生産者さんと信頼関係がないとなかなか手に入らないワインです。生産者は自分のワインを理解してくれる業者に扱ってほしいと考えているからです。

そのようなワインのみを輸入している金井屋さんから仕入れています。

金井屋さんは、造り手の想いを直接伝えてワインを手渡しでわたしてほしい意向で

販売店はネット販売を禁止しています。

いいものをつくろうと思うと

生産量が少なくなるので

都道府県で1県のみの取り扱いのワインです。

はじめは無名の生産者でしたが、長年の努力でクオリティーが理解されて今では

世界でブレイクしています。

マキコレワインは

ブドウの味わいを楽しめて

飲んでナチュラルでピュア。

ワインから

造り手のあたたかい気持ちが伝わり

バランスが素晴らしく

やさしい風味で飲み飽きしない。

そのようなワインのコレクションが

マキコレワインと呼ばれて親しまれています。

マキコレワインとは

群馬県の輸入業者のかない屋の娘でワインコーディネーターの金井麻紀子氏が

10年以上フランスに在住、

ボーヌの国立農業学校を卒業してブルゴーニュで

生産者と経営者になれる資格を持ち、現地を深く知る立場で、良質なワインを造る人を見つけて紹介しています。

畑仕事をしっかりして、農薬を使わずに自然な農法で、かつ収穫量を徹底して減らしてエキス分が凝縮した完熟したブドウのみでワインにする生産者しか買い付けない。

そのようなワインはやっぱりなかなか譲ってはもらえない。長い時間、信頼関係を大切に作ることでようやく日本に入ってきた奇跡のワイン。

言葉にすると簡単ですが、セレクターの圧倒的な情熱と気の遠くなるような手間を掛けて造る生産者とのストーリーを感じさせる飲んで感動するワイン。 フランス、イタリア、セルビア、ポルトガルを合わせて39蔵あり約300種類ほどあります。

全くワインを普段お召しにならない方から、あらゆるワインをお飲みの方までこんなにワインがあったのか!とお褒め頂くワインです。

マキコレワインの生産者の造るワインの特徴です。

・ピュアで飲みやすい。

・空けてからどんどん味わいが伸びてくる。

・空けて日持ちがする。

・翌日頭が痛くならない。

・ワインらしい味わい。

・どのワインも長期熟成する。

・土地とブドウ品種の個性をうまく表現している。

マキコレワインの生産者たち

完熟した健康なブドウを収穫することは大変な作業で、10房できるところを半分間引きをして、5房にエキス分を集めないといけません。

当然、収穫量が減ります。すなわち収入が減る作業で、多くの生産者はやりたがらない作業です。 ただ、そうしないと、ピュアで風味があってワインらしい味わいのものは絶対にできません。

手間が掛かかり、収入が減る農法をあえてしている生産者と金井麻紀子氏が出会い、良いお付き合いをして買い付けています。

収穫量も減らし手間も掛けているので、通常よりも価格を上げても消費者に説明すれば十分納得していただけるはずです。

しかし、マキコレワインの生産者達は、この大変な作業は自分が求めるワイン造りでは当たり前の作業で、あえてそこに付加価値をつけることは決してしません。

自分がまず消費者という感覚で、普通の価格で販売します。手間を価格に上乗せしないのです。

マキコレワインの生産者のワイン造りの

コンセプトの5つです。

1.収量を抑える

(10房できるところを5房に間引きをして土の栄養分やミネラルを5房だけに集中させて凝縮したブドウを作る。収入が減るのであまりやりたがらない農法。)

2.自然農法に任せる

(畑仕事に農薬を使うことで、酸化に強いブドウができない。酸化に弱いブドウだと醸造に酸化防止剤をたくさん使わないといけない。通常の3倍の手間が掛かる農法。)

3.SO2(酸化防止剤)を出来るだけ使わない

(完熟した出来の良いブドウのみでワインにするとブドウそのものが酸化に強くなり、醸造時に酸化防止剤を使わなくてよい。ナチュラルでピュアなキャラクターのワインを目指すため。)

4.ヴァンダンジュ(収穫)は手摘みする

(機械で収穫すると手間は省けるが、傷がつくブドウが取ることが多くなり、そのブドウを入れて醸造すると、腐敗果が出てワインにすると雑味のある味になる原因となる。雑味を抑えるためにたくさんの酸化防止剤や薬を入れないといけない。)

5.腐敗果は除去し、使わない

(手間はかかるが完熟したブドウのみを手摘みで収穫することをこだわりとしている。そのことでピュアで力強くて飲みやすいワインを目指す。)

(マキコレワインの生産者達のコンセプトは完熟した健康なブドウを余計な手を加えず、そのままワインにしたい想いからの作業です。収穫量を減らすことで収入が減るリスクもありますし、手間がかかるので普通はあまりやりたがらない。ワイン造りが好きで好きでしょうがない生産者が自分が一番のお客で、一生かけて飲み続けたいコンセプトで造っています)

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