素晴らしい生産者が造るプチシャブリは、リーズナブルで美味しいのですっきり系のワインが好きな人におすすめです🍷
プチというのは小さいという意味にもとれますが、これは小さいシャブリという意味ではなく、シャブリ地区には場所によって格付けがわかれていて、一番弟分の格付けがプチと言われています。
一番弟分はどうなのかというと、素晴らしいワインを生み出す生産者の造るプチシャブリは、リーズナブルな価格で開けたてから味が花開くのが早く、角がとれて丸くなり、いつどのタイミングで開けても安心して美味しく楽しめるので普段飲みにも良いです✨
シャブリ地区の特徴の透き通るミネラル感と清涼感のあるキレが見事に表現されていて、すっきりとキレがあります。
ミレーのプチシャブリとシャブリと1級のシャブリの3種類を同時に開けて飲んだことがあるので、それをパーティーに集まる人たちで例えてみます。
プチは出だしからグループ内で目立とうとしてよく喋り、ちょっと女の子をイジったり、それがたまたま何人かのツボに入ってクスッとみんなが笑い、場がちょっと盛り上がっている。
シャブリは周りをみながら控えめで、相槌はしているが遠くから眺めている感じ。持っている面白さはプチより高いけど、まだ片鱗を見せていない感じ。
1級は、服装はシンプルで上質なものを着こなしていて、清潔感があり魅力的な雰囲気をしているけど、持ち前の人見知りが発動して、大人しく地味に見えてしまい後ろにかくれている印象。
時間が経つと、プチの周りにいた人達は、トークにちょっと飽きてきてフワッと慣れた雰囲気になり、実は人をよくみているシャブリとゆっくりお話しをすると、話の内容が面白いので少しずつシャブリに注目が集まりはじめる。
1級は、1対1でゆっくり深く喋っていて、お話をきくとマニアックで視点が面白く、内容が深いから興味のある人が集まり何気に外からも聞かれている。
最後になると、プチは最初のノリはいいけど、みんながそれぞれ好きなことをする雰囲気になり集まっていた人は減ったり増えたり。持ち前の明るさで、周りを盛り上げるのは得意なのでその場の良い雰囲気はつくっている。
シャブリは、4、5人のグループになって、共通の趣味の話に、盛り上がっている。
1級は、深い話がわかる人だけが3人ぐらいに固まっている。
まとめるとプチシャブリは、開けたてはバランスが良いけど、ある一定のところに行くと安定した一定の美味しさをキープした味になる。
シャブリは開けたては控えめですが、ゆっくり味が乗ってきて、トップスピードに入るとプチを超える旨味を出してくる。
1級は最初は閉じている印象ですが、時間をゆっくり掛けると、1段1段と階段を登るように味と香りが開いていき、登ったさきは、プチとシャブリを超えた高みに上がっていく。
もしもシャブリ家がパーティにいたら、という形で擬人化してみました😊