キレのある風味のブドウとフルーティーな香りのブドウが合わさった面白いワイン


僕が仕事を始めた17年ほど前、マキコレワインはブルゴーニュ地方のワインが多い印象でしたが、この5年ぐらいの間、南フランスの新たな造り手のワインが沢山入荷してきました。今までの南フランスの生産者も素晴らしいのですが、新たな魅力を見せてくれる新しいブドウ品種を使用した生産者が入ってきて、ワインの選択肢が幅広くなってきました。

南フランスはマイナーな産地で、ラベルを見ても、どんなブドウを使用していてどのような味わいかが、なかなかわかりにくいです。マキコレワインらしい、太陽をいっぱい浴びたハツラツな果実味。収穫量を抑えることで、濃い味わいの向こう側に心地よい酸味が入って、飲んだ後に爽やかさを感じるうえ、リーズナブルな価格で奥行きのある味わいのものが沢山あります。
今後もマキコレワインの南フランスの生産者の魅力をどんどん紹介していきたいです。

造り手/ルオー                                             ワイン名/コート・カタラン・ヨーザ                                     産地/フランス ラングドック コート・ド・ルーション・ヴィラージュ                   品種/ヴェルメンティーノ・ミュスカプチグラン

ヴェルメンティーノの柑橘と白桃を思わせる香りと、ミュスカプチグランのマスカットの風味が見事に融合しています。印象は、香りがフルーティーでかつ余韻にキレがあります。果実味に丸みがあって、爽快感のある後味が心地良いです。

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