大袈裟に聞こえるかもですが、今まで飲んだヴィンテージ違いの同じワインの中で一番美味しく、改めてこのワインとの出会いに嬉しい気持ちになったワインをご紹介します。
マキコレワインはその年(ヴィンテージ)でワインのキャラクターが変わるのと、プラス、ワインがいつも進化しているので、新しい年のワインに出会う度に前とは違うワインになっているんだなという気持ちで飲んでいます。
同じワインでも、毎年新鮮な気持ちでワインと向き合えるので、マキコレワインは奥深いと思う。
2021年はブドウが良く完熟した年なのか、今までの飲んだ中で一番の濃さを感じました。
前回のワインが2017年だったので、
2017年は2021年に比べると優しいキャラクターで、ワインにしっかり年の特徴が反映されています。
このワインは、タンクの中にある澱をかき混ぜて、旨みを引き出し2年熟成させてからリリースしています。
普通のシャブリに比べてしっかり濃さを感じます。
例えるなら、みかんあげるよって貰って、一口食べたらおもったより酸味が少なくて甘かった感じで、思わず「美味っ!」て声をあげるみかんとの出会いと似ています。
みかんって食べる前から、だいたいこんな味かなと、いつも想定していて、だいたい想定通りのみかんにしか出会わないが、
一口食べて、果汁が甘くてちょっと酸味が穏やかで美味いみかんに出会うと嬉しい気持ちになります。
そんなことをこのワインを飲んで思い出しました。
シャブリを飲んで感動を与えてくれるワインってあんまりないと思いますが、このウーダンのシャブリは感動を与えてくれます。
白ワイン好きには一度お試しいただきたいワインです。