ワイン選びのコツで、まずは赤ワイン用のブドウ3種と白ワイン用のブドウを3種の特徴を抑えるといいよ思いますと書きましたが
前回は白ワインのブドウでシャルドネを書きましたが、今回はソーヴィニョン・ブランについて書きます。
ソーヴィニョンブランはシャルドネに次ぐ生産量が多いブドウです。
グレープフルーツや青草やハーブの香りが特徴で、爽やかでフレッシュさがある辛口です。
冷涼地はすっきりしていますが、温暖な場所では南国フルーツの香りが出てきます。
シャルドネはレモンやリンゴなどの柑橘系の香りですが、ソーヴィニョンブランは、グレープフルーツや青草の香りと
辛口の感じは一緒ですが、香りで個性の違いを感じます。
マキコレワインのソーヴィニョンブランは、バランスが良いしっかりとした果実味の奥に、
ソーヴィニョンブランらしい香りが優しく上がってきます。
飲んでいて香りをしつこいと感じず、バランスがよくとても飲み易いです。
マキコレワインのソーヴィニョンブランは種類がたくさんありますが、おすすめをいくつかご紹介します。
左は、オーペロン ソーヴィニョン・ブラン
ロワール地方のトゥーレーヌ地区はソーヴィニョンブランが多くつくられていて、その地域のマキコレワインのひとつ。
果実味と香りのバランスが素晴らしく、ソーヴィニョンブランの教科書的なワイン。コストパフォーマンス優れていて当店でも人気のワインのひとつ。
その隣のシンプルなベージュのラベルは、
南フランスのカブリアックのソーヴィニョンブラン。
暖かい場所のワインなので、南国フルーツのフルーティーな香りが特徴。暖かい場所のワインはボテっとしたワインが多いですが、カブリアックは、しっかりした中に綺麗な酸味も残してあり、飲み心地が良くて好感が持てます。
次のラベルにカッコイイ紋章があるのが、
ソーヴィニョンブランの最高峰の場所のサンセール地区の
ペリエールのシレックス。シレックスは火打ち石という意味で、ワインの香りにほのかにスモーキーさが出ているのが特徴。場所の個性なのか、飲み口から後味まで、スケール感があり余韻もしっかり長く深みがあります。
一番右が、サンセールのスーパースターと言われている、
ヴァンサン・ピナールのワイン。この人のワインは、7種類あり、樹齢が低いものから高いものまであったり、畑の区間ごとに、造り変えてそれぞれの個性を引き出すワインを作ったり、最高峰のソーヴィニョンブランを楽しみたい人におすすめのワイン。