ワインが難しいから楽しいと思えるコツ⑩


1・ブドウの種類を覚える

(ブドウによってキャラクターが違う事をしっかり把握)

2・造り手によるキャラクターの違いを意識する

(人がワインを造っているので、人による違いが必ずある)

3・産地を意識する

(暖かい場所と寒い場所をみる。暖かいとしっかり。寒いとドライ。)

4・年による違い

(天気と雨のバランス。日照時間が長く程よく雨が降れば良い年。雨が多く、日照時間が短いと厳しい年)

この4つ詳細を書いていきます。




今回は(4)の年による違いについてです。



年については、

・天気とワインの関係

・ワインのポテンシャル

・古いワインはいいのか

・若いワインはどうなのか

のこの4つのお話しをお伝えしたいです。





天気とワインの関係と

ワインのポテンシャルについては書きましたので

今回は

古いワインはいいのかについてです。




この質問はお客様からよくいただき

口頭でなんとなく答えていましたが

文章にするのははじめてでうまく書けるかな。





一概に古いワインがいいというわけではなく

どのようなワインを置いているかを見ることが大切。

古いワインのどこを見るのかですが、




それは

長期熟成に向くブドウを使用しているか

ブドウの出来はどうなのか。

ワインができた場所はどこなのかを見ます。




このように年代が古いからいいのではなく、

どのブドウを使用しているのか、

その年のブドウのできはどうなのか。

ワインができた場所を複合的に見て

長く置いた方がいいのか。もしくは

早く飲んであげた方がいいのかを

判断します。




これも知識と経験が必要になってくるので

僕もまだまだ勉強中です。





仮に、良い場所、長期熟成に向くブドウ、いい年と

言われる最高環境でできたワインでも

収穫量を取り過ぎていたりしていると



これは消費者が分かり難ことなので

お伝えしにくことですが。

そのようなワインは

ブドウのポテンシャルを引き出せなかったりするので

は果たして長期熟成に向くのかが疑問。




こんなことを言うと

難しくなってきますが、

古いワインでいいワインとは。



良い人が良いブドウを育ているワインで

長期熟成に向くワインを作っていると





これは置いてあげると素晴らしくなる。

古いワインと新しいワインの違いは

味の丸さがあるか。調和感がでているか。

ワインの味、酸味と果実味のバランスがとれて奥に隠れている味が表に出てきて、はっきりわかる旨みに変わり

余韻もゆっくり長くなってうっとりする味になっている。




そのようなワインは

実はリリースしたても素晴らしいし

置いてあげたら、より味の角がとれて

果実味が柔らかくなって、体に染み込む飲みやすいさが

表現されています。





古いワインはいいのかっていうのは

良い生産者が作る、良い場所で、出来の良い年のワインを

置いたワインは新しいワインに比べて

古いワインは素晴らしくなると思います。




僕がワインの世界に入ってマキコレワインに触れて出会った答え。

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