ちょいワル親父を連想させるワイン


「このワインはこのお料理に合います」とか普通は書くと思いますが、インスピレーションが湧いて書きたいように書いてみるとこうなりました。

このワインはいつも飲むとある人物像を連想してしまいます。
女性と気軽に会話ができて、笑顔にさせて気質にちょっと強引さがあるので、会話の合間に微妙に女性を気を遣う感じもありますが、トータルで自分のペースに巻き込むパワーがあって、ふとした時に愛のあるイジりもできたりする。

僕とは全然違うキャラクターの男性を思ってしまい。そんな感じになりたいなと憧れます。無いものをねだる感じですね。言い換えると、いつもちょい悪親父みたいなワインだなと思ってします。

これはイタリアの暖かい場所のウンブリアのワイン。
ブドウはサンジョベーゼ主体ですが、少し地元の品種のサグランティーノが入っていて、これが個性豊かな品種で黒いフルーツ感がはっきりしていて味にしっかりとした風味を出すので、少ししかサグランティーノが入っていなくてもワインの力強さを後ろから演出しています。

赤/テュデルナム モンテファルコ・ロッソ
産地/イタリア ウンブリア 
品種/サンジョベーゼ サグランティーノ
造り手/テュデルナム

サグランティーノはウンブリア州で生まれた地元のブドウ。ブラックベリーやカカオを思わせる深い味わい。飲み口にピリッとくる酸味があり、これはサンジョベーゼからくる酸味ですが、酸味の後に美味しい樽の味が上がってくるので、パンチのある味の印象になります。飲むとイタリアらしい、陽気で楽しい雰囲気をワインから感じます。

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