カベルネフランという品種はフランスのロワール地方のものしか知らなかったが、今回新入荷で入ってきたイタリアワインの中にカベルネフランがあり、イタリアのカベルネフランってはじめての出会いだなと思って、早速試飲であけてみました。
色は濃いダークチェリーを思わせる。飲み口からカベルネフランらしいハーブの香りと、まとわりつく細やかなタンニンがあり、2018年とまだまだ若いニュアンスがありますがこなれた果実味があります。
飲んだ最初に感じる感覚にピンと張り詰める緊張感があり、小学校のときに怖くて厳しい先生の授業があるときに感じるような、先生が教室に入ってきたとき、友達と話が盛り上がっていたけど話を途切らせてしまう感じ。背筋がピンと張る感じがワインから感じました。
怖いという感覚ではなく、こちらの心を見透かしているような、真っ直ぐ見つめられ緊張するような雰囲気。
ワインを一口飲んで緊張感を感じたのは、今までの経験であまりなくこのワインは只者ではないとだけ感じた。