このワインは去年も紹介しましたが、当時は2016年のもので、今回は少し古めの2008年もの。
2016年のものは渋さが心地よいワインと表現しており、はっきりとしたブラックベリーの香りで、渋さが表に出ているが飲んでいて疲れないと書いていました。
本日のこの2008年のワインは、甘い干し葡萄の香りと味わいがあります。甘さが心地よく、美味しいポルト酒を思わせる味わいです。
口当たりが柔らかく、丸みのあるエレガントな果実味があります。同じワインでも熟成させると印象がガラッと変わるのがとても面白いです。
金井麻紀子さんの3月12日のインスタの投稿で、このワインが紹介されており、細かい檻がワインの中にあるので、ボトルを立てたり、グラスからも檻を沈めて楽しんでくださいとあります。
檻を沈めて飲むと、ピュアな果実味を楽しめて雑味がなく、とても美味しいです。
「あっ!」とワインを少し揺らしてしまって、ワインに檻がちょっと混ざってしまいましたが、檻が混ざっている状態で飲むと、飲んだときに少しざらっとした感じで、レーズンの味がちょっとする感じも僕は結構好きです。
できれば檻はゆっくり落としてからお楽しみください。