昨日の投稿は、ルネフライトのゲヴェルツ・トラミネール レッツェンベルグというワインをご紹介しましたが、本日は同じブドウで畑が違うワインをご紹介します。
ステインウェッグという畑のワインです。主に丸い石が多く、丸い石が太陽の光をたくさん吸収するので、畑の土が暖かく、その為養分がブドウに渡りやすくなります。ワインは開けたてからバランスの取れた、果実味が豊かなワインで、味わいに柔らかい丸みがあります。味わいに丸みがあると体にスッと優しく染み込む感じがあり、心地よく癒される感覚になります。
昨日のレッツェンベルグは、パッと明るい光が上にブワッと華やかに上がる感じですが、スティンウェッグは、水面に一雫の水滴が落ち、調和の取れた美しい波紋が広がる感じがします。同じ造り手で同じブドウ品種ですが、畑が変わると、ワインのキャラクターがガラッと変わるのを実際に飲み比べて体験できると、ワインって深くて面白いと思います。違いがあると知って、違いが実際にわかるとそれぞれに個性があると知れて面白いですね。
昔、バスが好きな方と出会いました。その方はバスの違いを嬉しそうにお話しをしていました。京都のバスは観光客が多いところは、立てる人を増やすために席数をあえて少なくしているそうです。
僕は出勤でよくバスに乗っていますが、バスの違いに興味をもって楽しめませんが、違いを面白がって楽しめるってことが、そのものが好きなことなのかなと思いました。
僕はマキコレワインの一つ一つがしっかり違いがあるので、一つ一つのワインとの出会いがいつも新鮮で楽しいです。そしてその楽しさをこうしてご紹介できるが嬉しいです😊