ワインの世界に入り、シラーというブドウを知って、
シラーは渋みが優しくて、濃くて、スパイスの香りや黒胡椒の風味のあるワインだなと思っていました。
本日ご紹介する、ミュッサンのサンジョセフに出会い、
飲み口はしっかりしていながら
でも、軽やかで香りが華やかなシラーがあることを知り、とても驚きました。
こういったワインと出会うと自分の枠が広がったように思えて嬉しいです。
ワインは、まだまだ知らない色々なキャラクターがあって、新しい味わいに出会えると嬉しい気持ちになります。
マキコレワインはブドウの個性、場所の個性が丁寧に表現されています。
新しい品種の新たな味わいに出会っても、
どれもピュアなブドウの味がして、それぞれが個性が光っていて魅力的。
このワインは、フルボディーのワインはちょっとしんどいな
でも軽すぎると頼りないなとか、
実はブルゴーニュのワインが好きという人にとてもおすすめのワインです。
サンジョセフは、
シラーという濃い味わいが表現されるブドウなのに透明感があり、フルーティーです。
みずみずしいミネラル感があり、きめ細やかな渋みが心地よく
シナモン、ブルーベリーの香りで可愛らしくて華があるワイン。
ポテンシャルがとても高いワインなので、空けたては少し若さがありますが、
空けて2日目になると、味わいが綺麗にまとまり、奥にあった香りがより表に出てきて華やかになります。
このワインの本領を知って欲しいので、抜栓早めがおすすめです。
こちらは今空けて5日目ですが、今も変わらずとても美味しいです。
すき焼きや
照り焼きの豚のステーキ
鴨のロースト
などお肉と合わせたいワインです。